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問い: 理想の白い歯になったら、皆さんは何をしたいですか? 〜白さのその先へ〜

皆さんはもし理想の白い歯になったら、最初に何をしたくなるでしょうか? そしてどんな気持ちになるでしょうか? 

恐らく多くの人がまずは鏡を見て「笑顔」をつくるのではないかと思います。その時の気持ちはきっと「ポジティブ」なものですよね。
そして、今まであまり気に留めなかった自分の「歯」というものをよく観察するようになると思います。
もっと言えば、自分の歯に興味を持つ、という事ではないでしょうか?
そうなのです! この自分の歯への 「ポジティブな気持ち × 興味」、ここから全ての口元の健康は始まる、と私は考えています。

白さ(ホワイトニング)のその先へ」、この意味は「自分で自分の大切な口元の為に、何が出来るかをごく自然に考えるようになること」です。

簡単に流れを図にしてみました。

これだけだと少し抽象的だと思いますので、実際に上のStepで心境の変化を経験した「私自身のストーリー」をご紹介したいと思います。

Step1:ホワイトニングの仕上がりに感激

私の場合、初めてホワイトニングをしたきっかけは自分の結婚式でした。
一生物の美しい写真を残したい、わかりやすいですね 笑😅

でも施術後、想像以上に白く綺麗になり歯列矯正した歯がホワイトニングをする以前と比べ物にならないほど映える事にとても「感激」したのを今でも覚えています。
その後も白さを維持したいと思いつつ、出産・育児でホワイトニングは一時中断。
しかしとある事がきっかけで再びホワイトニングを始めます。

それはインドネシアへの引っ越しでした。

Step2:私の理想「颯健美」

何故インドネシアへの引っ越しからホワイトニングを再び始めたのか?
まずはそこを簡単にお話しさせて下さい。

「インドネシアという新天地で私はどんな毎日を過ごしていくのか?」

これが引っ越しが決まった時、最初に考えた事でした。
その問いに対し真っ先に頭に浮かんだのは、

「インドネシアの気持ち良い太陽の下、笑顔いっぱい自分の好きなランニングを楽しんでいる姿」でした。

それをイメージした瞬間に思い出したのは初めてホワイトニングした後の「感激」です。それと、当時の自分の笑顔でした。

笑った時、溢(こぼ)れる白い歯」、その口元で「心地よい太陽の光を浴びて颯爽と駆け抜ける人」でありたい。白い歯と自分の大好きなランニングがかけ合わさった、「颯健美」のイメージが出来上がったわけです。

この「颯健美」こそが私にとっての健康のイメージです。

インドネシアの太陽は最高でした!

Step3:理想の口元の為に自分で何が出来るのか?

私の理想「颯健美」を体現する為には何が必要か?
これを考えると自然と自分自身の日々の行動も変わってきました

具体的には
・ホワイトニングの再開、継続
・食事の取り方(着色し易い食べ物の取り方等)
・歯茎のことも考えたブラッシング
・颯爽と走る為のトレーニング
などなど。

理想の口元で自分の好きな事に勤しむ生活をイメージすると、普段なら少し面倒に思えてしまう事も楽しみながら取り組む事が出来ました。

Step4:口元の健康から自分の健康へ

先程最後にあげた「颯爽と走るためのトレーニング」なんて歯とは全く関係ないですよね。
ただ私にとって間違いなく口腔内ケアを続けるためのモチベーションになっているんです。

理想の口元になったのだから、溢れる白い歯とともに颯爽と走っている自分の姿を実現したいですし、せっかくならそのときの走りも誰が見てもカッコ良いものにしたい。

その為に自分の身体に対してどう向き合い、対話し、生活を整えるか。今はそんな風に、自分の口元を通じて、理想とするものの実現に取り組んでいます。

少し長く長くなりましたが、これが私のストーリーです。

ランニングトレーニングに勤しむ

皆さんにお伝えしたい事

むし歯や歯周病などで痛い思いや大変な治療を経た患者さんは、多くの場合噛めることやセルフケアの重要性をご理解されています。
ただそれだけでは長年続けて習慣化された自分の行動を変える事はなかなか難しいのも事実です。

反省やこういう大変な思いを二度としたくない、それも大事なのですが、やはり「感激」から生まれる「ポジティブな気持ち」から来るエネルギーって大きいように感じます。

医療従事者は「治療に携わる人」であって、そこからどんな健康に向かっていくのか、それは健康の主役である患者さん個人に委ねる、という考え方もあります。

ただ私は歯科医師として
「患者さん自身の『感激』『ポジティブな気持ち』から変化のきっかけをつくり、一人ひとりの理想の姿に向かってその方に寄り添った伴走をしたい」
と考えています。

これは私自身が一個人として、口元がきれいになることを通じて始まった颯健美への行程を今も現在進行形で楽しんでいるからこそなのです。
またそんな理想の姿に向けて試行錯誤されている皆様と共にする時間は私自身もとてもワクワクする、これも大きいです。

素晴らしい治療を提供される先生方も数多くいらっしゃる中、私自身が歯科医師として出来るユニークなことは何か。
その思いから「おさるの木 ホワイトデンタルクリニック」を開業する事にしたのです。

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