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第62弾「SARAH」

ハーイ!みんな元気?あたしけいご。

62曲目はこれ。SARAH。全国のさらちゃん、聞いてちょーだい。毎回、曲ができたときは「これは傑作かもしれない!」って思うんだけど、あとから聞き直すと、大概、唖然とする。全然ダメというか、未熟な部分ばかり目について、地獄みたいな気持ちになる。結果、毎日、天国と地獄を味わっている。忙しい人生。財布落とした!絶望!かと思ったら、足元にあった!希望!悦楽!この世の天国!みたいな感じの、自作自演なのだとは思うけど。

「SARAH」 作詞・作曲 Keigo Sakatsume

IN SARAH 思い出したら 夢になんて 戻れないぜ
DEAR LOVERS 踊り出したら 水になって あふれ出して
THIS FLOWER ここにないさ いまにないさ

I’m always seeking for truth

硬くなる思考と 柔らかな君
呑気な笑顔に 救われるのさ

You always live in that truth

星が 瞬く間に 許されていく
愛しくて たまらなく ゆれる

IN SARAH はしゃぎ出したら 涙なんて 乾かないぜ
DEAR LOVERS 歌い出したら あわになって 流れ出して
THIS FLOWER ここにないさ いまにないさ

I’m always praying for leave

憎しみにも似た 怒り抱いて
それも含め 恋 だったこと

You give off an enchanting light

星が 瞬くように 輝く君
その光に 満たされていた

IN SARAH はしゃぎ出したら 涙なんて わけもないぜ
DEAR LOVERS 描き出したら うたになって 暴れ出して
THIS FLOWER ここにないさ いまにないさ

IN SARAH 思い出すから 夢になんて 還らないで
DEAR LOVERS 踊り出すから 水になって あふれ出して
THIS FLOWER 花 開いて 種子を蒔いた 光の中

LOVERS,  LAST FLOWER,  SARAH

この曲は、まだ、大丈夫。まだ聞ける。まだ「結構いい曲じゃない?」とか思える。なんで『SARAH』という名前にしたかは諸説あるのだけど、この曲を作りながら、男と女について、考えていた。前に、愛する三森さんが「男は真理を求めて生きていて、女は真理そのものを生きている気がします」って、言ったの。これ、すごい言葉だと思わない???あたし、なんだか、感激しちゃった。あたし、女の人のトロさにむかつくことも多いけど、でも、そのトロさに救われたような気持ちになることも、また、多いのよ。

個人的に、男は「どこまで遠くに行けるかの勝負」をしている気がして、女は「自分がいる場所を、どれだけ居心地良いものにできるかの勝負」をしている気がする。別に、勝負って言葉を使う必要もないんだけど、あえて、使う。戦争を考えるのも、男の脳みそよね。男は、勝負が、好きなのよ。こどもだって、戦隊モノの番組が好きだし、愛するあの子を守りたい!強さであの子を振り向かせたい!みたいなのが、多分、根底にある。それに対して、女の人って、赤ちゃんでも「かわいくなりたい」みたいなものがすごいあって、小さいときから、髪の毛をクシで梳かしたりしちゃってるのを見ると、ああ、女だなって思う。小学生さえ、すでに色気をもっている。男は、ずっと、アホなまま。30代になっても、40代になっても、ガキンチョのまま。

よく、女の社会進出とか言われるけど、その例が女性議員のだれそれさん、みたいになると「違うだろ」って、あたし思う。女性がオス化することが社会進出なら、そんなもん、やらなくていい。やる必要はない。騙されちゃいけない。戦争を終わらせることが、女性の社会進出だと思う。あたしは男で、なにかあるとするに「勝負!勝負!勝負ーーー!!!」とか、言っちゃう。でも、女性の柔らかさに包まれたりすると、二元論的な自分を強く恥じて、おそれいりましたってひれ伏したくなる。これは余談だけど、男には『女にひれ伏したい願望』が、あるのよ。強がって生きているけど、本当は卑弥呼的な女性に仕えたいのよ。だって、男は、根本的にからっぽだから。

前に『すみれちゃん』という曲を作りました。42曲目。この曲は、トムソーヤの冒険とかの作者マーク・トウェインが言っていた「許しとは、ふみつけられたスミレの花が、ふみつけた靴のかかとに残す芳香である」って言葉から、着想を得たの。なんだか、この言葉に、あたしはどうしようもない女性性を感じる。とてもじゃないけれど、男の自分には到底真似できない、高尚さ、美しさ、を、感じる。あたし、まだ34年間しか生きてないけど、こんな自分でも生きることができたのは、間違いなく「女性に許されてきたから」だって、感じているの。なぜだかわからないけど、その、確信がある。

男性性には、導く要素を感じる。女性の集団を見ると、どうしても『締める』とか『統括する』力に、欠ける印象。乱暴に言えば、女性の集団には、近寄りがたさを感じる。沼、みたい。どろどろしてるし、ぬまぬましている。よく、女性は『花』に例えられるけど、事実、その通りだと思う。だけど、枯れた花もあれば、水をあげすぎて腐っている花もある。スピリチュアルにハマってるひとは、あたしから見ると「癒されすぎて腐っている」ように見える。愛とか、宇宙とか、そんなものはどうでもいいから一回男に抱かれてこい、みたいなことを、思っちゃう。潤いは、大事。だけど、同じ水分でも「あのひとには潤いを感じるけど、あのひとは湿っているだけ」とか、思うことがある。ひどく、感覚的な話で、ごめんなさい。でも、ちょっと、わからない???潤っていることと、湿っていることは、全然、別物よね。

女性のオス化が進むと、ゴリラみたいになっちゃう。全部を自分だけの力でやろうとすることは、女性の本領が発揮された状態では、ないように思う。男と女の二元論で語ると、ある方面からすごい叩かれるんだけど、でも、言う。女のひとは「男を転がしてなんぼ」だと、思うのよ。エリザベス女王の生き方とか、まさに、そんな感じじゃない。タロットの『POWER』ってカードも、確か、女の人が両手に花、じゃなくて『両手に猛獣と兵士』を従えている絵が、描かれていた気がする。強さって、自分ひとりで生きていけるようになるっていうよりも、自分より強い人間を従える力を持つこと、ああ、このひとになら従いたいと思えるような、人間性を培うことだと思う。

あたし、なんでこんな話をしているのだろう。でも、楽しいから、OK。実は、いま、あたしは東京の自由が丘にいて、おはなを二輪、抱えている。これから女性二人に会うから、ひとりずつ、おはなをあげる予定なの。おはなを可愛いと思う気持ちと、赤ちゃんをかわいいと思う気持ちと、女性をかわいいと思う気持ちは、どこか、似ている。お金の使い方はたくさんあるけど、おはなを買うとき、あたしは「いま、俺は正しい金の使い方をしている」という、気分になる。この感覚、大好き。全男性陣にあつくオススメしたいのだけれど、まじで、女性におはなをプレゼントすることを、オススメしたい。おはななんて安いし、一輪だけでいいし、渡すときも「はい」の一言だけでいい。理由なんていらない。ただ、あげたいと思ったから。理由なんて、それだけで充分なのよ。男が花なんて恥ずかしい!とか、思う必要、微塵もない。逆に、かっこいいと思う。逆に、めちゃイカしていると思う。

女の人にイラつくこともあるけど、でも、女のいない世界は、確実に殺伐とする。いま、世の中、結構殺伐としてきているじゃない???だから、おはなをばらまくことは、ある種の社会貢献であり、慈善事業だと思う。別に小難しいことなんて考えないでいいから、男は、女をよろこばせる。女は、男を、よろこばせる。それがうまく合致すれば、この世界、簡単にカラフルなものになると、あたしは、思う。お金なんてなくても、名誉も肩書きも社会的な信頼もなくても、音楽がある。しんどくなったら、あたしの音楽を聞けばいいのよ。そして「ああ、ここにも、どうしようもないながらに一生懸命生きている男がいる」とか、たまに思い出してもらえたら、うれしいです。

6月2日(日)は千葉でライブ、6月9日(日)は大阪でライブをやることになりました。是非、来てちょーだい。最初は「おれの音楽は全部クソだ」とか思い続ける時期が続いたけど、最近、ようやく自分の音楽を愛せるようになってきた。不思議なもので、自分が、自分を愛せるようになると、それを誰かに見て欲しい気持ちになる。これって、小さなこどもが「見てー!」とか言ってなにかを差し出してくる、あの感覚と、似ているのかもしれない。人間の本能のひとつに、自分が素晴らしいと思うものを、他の誰かとわかちあいたいっていうものが、あるのだって思う。是非、時間の都合のつくひとは、一緒に、生きていることを讃えあいましょう。祝いあいましょう。

じゃあ、またね。愛してるわ。バイバイ。

坂爪圭吾 keigosakatsume@gmail.com

【イベント情報】

6月2日(日)15時~17時@千葉県千葉市「N-HOTEL」

6月9日(日)17時~19時@大阪市北新地「Candy」

非常にありがたいことに、イベント出演のお誘いをいただきました。当日は、みなさまとお話をしながら数曲披露させていただくような、そんな感じで進みます。是非、生けいごちゃんの波動をリアルで感じてください。この前、過去に数回お会いした女性から「坂爪さんと会うと、必ずそのあとにいいことがあるから、私の中では『坂爪大明神』ということになってます!」くらいのことは、言われているのよ。とかなんとか、こういうことを書くと宗教っぽいから、やばいわね。まあ、いいや。だって、ホントなんだもん。

みんな、遊びに来てねー!ぴょえー!


バッチ来い人類!うおおおおお〜!