井上武俊

学生時代は東京でイベント企画及び人材派遣の会社を運営しておりました。 社会に出て財務一…

井上武俊

学生時代は東京でイベント企画及び人材派遣の会社を運営しておりました。 社会に出て財務一筋で、最近はタイで赴任を経験しました。現在は民泊運営のご相談、不動産売買、財務コンサルを行っています。 ホームページ https://osakazaimu.com/

最近の記事

これからの電気代高騰への対策

久しぶりの投稿になります。 ウクライナ戦争の影響等もあり、一般家庭然り、企業でも電気代高騰に頭を悩ませているかと思います。 一例ですが、下記のように飲食店が使用する電気代についてのシュミレーションをしてみました。 現況では電力会社からの供給ですと下記の通り年間で約240万円もの電気代がかかりますが、 #太陽光発電 事業者から電気を購入した場合、年間で約190万円となり、 年間で50万円も電気代が安くなる可能性がございます。 このように削減できるものを色々と調べてみるのが

    • 補助金を獲得するために考えること

      今年はコロナ関連の融資、給付金、補助金が多数でています。 事業の発展を考えるためには #補助金 を獲得することも視野に入れる必要があるかと思います。 補助金は大まかには以下のものが御座います。 ・ものづくり補助金 ・小規模事業者持続化補助金 ・IT導入補助金 これらの補助金に共通するのは 付加価値額が増加しなければいけないということです。 付加価値額とは 営業利益+人件費+減価償却費 のことです。 付加価値額を増やすには 人件費を増やし、尚且つ営業利益を増やす必要が

      • 個人事業主と法人を上手に活かした効率経営

        FACEBOOKで繋がらせて頂いている、#ルー大谷 さんの 「個人事業主と法人を上手に活かした効率経営」を現在、読んでいる最中です。 よく、ある程度の収益が上がったら #法人成り したらよいといわれていますが、 法人の場合、法人税が 800万円以下の部分 19%(15%)※ 800万円超の部分 23.2% ※※平成31年(2019年)3月31日までの間に開始する事業年度については15%です。 となっていて、法人住民税等と併せると25%程度発生します。 所得税は 課税さ

        • 経費分析

          以前在籍していた、赤字の企業での話です。 何とか利益を出して資金繰りをよくしようと考えて、過去3年間の総勘定元帳のデータを引っ張り出して経費分析を致しました。 経費分析のポイントは ①少なくとも1年分のデータが必要 経費削減の対象を見つける場合、少なくとも1年分のデータを調査・分析するのが良い。 理由は以下の通りである。 その月たまたま発生した・しなかった偶発性を見逃さない 季節変動、1年に1度などのイベントを見逃さない データ活用時、時系列でデータ分析できる ②勘定科

        これからの電気代高騰への対策

          法人と個人事業を併用すると・・・

          いつも有難うございます。 個人事業である程度売上が上がって、法人でやっていこうと考えていらっしゃる方も多いと思います。 規模にもよりますが、個人事業主と法人の両方を併用したほうが #税金 と #社会保険料 の面で得になる場合が多いようです。 写真のケースの場合、経費を引いた後の報酬が720万円の想定をしています。 条件は扶養家族無し、40歳未満での想定です。 ※個人事業主は青色申告決算書での条件です! 1.個人事業の場合 手取り額は5,153,000円になります 2

          法人と個人事業を併用すると・・・

          持続化補助金の申請します!

          6月まで支援先の融資や給付金等の申請のお手伝いをしていたので自分の会社のことがおなざりになっていました。 実はまだ自社のホームページを作成していなかったので、これを機に作成しようと考えています。 #小規模事業者持続化補助金 ですが、 ポイントは ・経営計画 ・事業計画 →販路開拓及び業務改善 になります。 #販路開拓 はずばり #ホームページ の作成になります。 #業務改善 はPCや業務用のアプリケーションの導入などが当てはまるのではないかと思います。 この際なのでPC

          持続化補助金の申請します!

          信用残高を高める

          いつも有難うございます! 今日は今までの数多くの失敗した経験を書いていきたいと思います。 テーマの #信用残高を高める ですが これは本当に痛感していることでございます。 分かりやすい例でいうと 信用残高=企業の決算書 です。 基本的に出来たばかりの会社には融資は難しいですが、 10年続いて、しかも毎期黒字の会社には銀行は喜んでお金を貸してくれます。 話は飛びましたが、私の数多くの失敗の一部を書いていきます。 1.定期的な連絡を怠る 毎年、年賀状をもらっていたので

          信用残高を高める

          学生企業やってたころ

          私が大学生のころはまさにバブルの絶頂期でした。 御多分に漏れず、某関東の大学に通っていた時はDISCO通いをやってました。 夜ごはんも美味しかったというのも理由ではありますが・・・ なぜ、学生時代に起業しようと思ったのかは、 ・大企業に勤めると転勤ばかりの生活が待っている ・自分の自由が全くない 等と思っていたからです。 さらに、たまたま #博報堂 や #東急エージェンシー といった広告代理店に勤めていた大学のOBの方々と知り合うことが出来たり、 サークルの先輩が箱の権利

          学生企業やってたころ

          金利の重要性

          #コロナ融資 を利用して既存の借入を一部償還することを検討しています。 写真の借入の状況ですが、 現状では金利が3.75%の借入です。 それを今回コロナ融資で5000万円借入可能ですので、既存の借入に対して 5000万円を #償還 する予定です。  5000万円償還した後は写真の通り毎年の支払金額が約420万円少なくなります。 利息も年間で約180万円も下がっています! コロナ融資をうまく使うことによって既存の高い金利の借入を見直すことも可能です!

          金利の重要性

          改めてプロフィールです

          はじめまして、井上武俊と申します。 簡単なプロフィールを書かせて頂きます。 1967年 京都生まれ 私立高槻中学・高校卒業後、早稲田大学商学部に入学 大学在学中にSP業務、人材派遣業務を行う会社を起こしました。 実際の内容は当時バブル真っ最中で、某大手広告代理店の傘の下で仕事をもらい、イベントへの動員、DISCOでの試供品の告知、学園祭でのサンプリングなどといった業務、そしていわゆる「ハコ屋」をやっておりました。 当時はY-TRAPやSTROPS等が有名だったかと思い

          改めてプロフィールです

          旅費規程を作ることで手取りが増える!

          年収1000万円いったで~凄いやろ~って喜んでいる場合ではありません! 写真のように、社会保険料 を支払っている場合、手取りの収入はなんと734.5万円にしかなりません(涙) 条件は色々とございますが、ほとんど打合せや海外への出張が多い経営者の場合、写真のように 日当 を支給することにより、#所得税 #住民税 #社会保険料 が大幅に減り、#個人事業主 で報酬を1000万円もらっていた時と較べると120万円以上の手取りが増えることになります! 1年で120万円、10年で1

          旅費規程を作ることで手取りが増える!

          製造業の財務改善について

          以前勤務していた金属系および合成樹脂のメーカーでの経験を踏まえて、財務の改善について述べて見たいと思います。 製造業の場合は、やはり「在庫」のコントロールが一番重要なポイントになるかと思います。そのためには毎日のライン別の工程管理、不良率の管理をきっちりとすることで材料の無駄を無くすことに繋がるかと思います。 可能な限り、製品別の損益計算を出すべきだと思います。月次で推移を見ると数値が異常かどうかがすぐにわかります。 あとコストの面で大きな比重を占めるのはやはり、電力費と運

          製造業の財務改善について

          消費税の節税テクニック

          消費税の処理の仕方で支払う金額が大きく変わってきます! 外注や派遣を上手に利用しよう 給与等の支払は課税仕入れとなりませんが、加工賃や人材派遣料のように事業者が行う労働やサービスの提供の対価には消費税が課税されます。 そのため、加工賃や人材派遣料、警備や清掃などを外部に委託している場合の委託料などは課税仕入れとなり仕入税額控除の対象となります。 給与と外注の違いは? 給与か外注のどちらに該当するかは、税務署側が客観的事実に基づいて判断することとなるので、勝手に決めることは

          消費税の節税テクニック

          コロナ後の資金繰りについて

          大阪で主に中国系企業の財務支援をしている井上と申します。 3月から資金繰りその他のご相談が多数あり、約30社ほどご支援させて頂いております。 写真のとおり、大阪では飲食店に対して4~5月にかけて #休業要請 が出されていたので場合によっては売上が ゼロ になっている店舗・企業があるかと思います。 資金が尽きたら廃業しないといけないのでまずは現状認識が大切で、継続するためには早い段階で #資金調達 する必要があります。

          コロナ後の資金繰りについて