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禁煙を通じ大切な考え方を学んだ

お恥ずかしい話ですが、僕は今禁煙外来に通い、禁煙をしています。

気合と根性で辞めるのは不可能だと思いの、禁煙外来です。

僕は今回の禁煙を通じ、たくさんのことを学びました。

まず、長年付き合ってきたタバコですから、いくら薬を飲んでいると言っても、吸いたくなるタイミングはあるわけです。

『吸いたい』という感情がモロに出てきます。

こちらは薬を飲んで禁煙をしているわけですから、『吸ってはいけない』という意志が働きます。

『吸いたい』と『吸ってはいけない』がVS状態にあるわけです。

この戦いに勝つのは、十中八九『吸いたい』です。

ですので、禁煙1週間目は、『吸いたい』気持ちが勝ち、吸ってしまいました。

僕は考えました。

『どのようにすればこの吸いたいという感情を抑えることができるのか?』と。

ここでひとつの仮説が生まれます。

感情がVS状態にある時、勝つのは自分にとって不都合の方、これは絶対。勝ってほしい方の感情が勝つのは不可能。とするなら、そもそも感情のVS状態を作ってはいけない。それを作らないための感情の持ち方、考え方はなんなのか。

わかりました。僕は今こう考えています。

『僕の身体はもうタバコを吸わなくても大丈夫な状態になっているんだ』と。

ですので、『吸いたい』という感情が出てきた時、僕はこう悟りかけます。

『大丈夫、あなたの身体はもうタバコを吸わなくてもやっていけるようになっているよ』と。

VSの対立構造ではなく、肩を組む同志の構造を自分の中に作ります。

これは非常に効果てきめん。

『◯◯をやらなくても自分は大丈夫なんだ』と自分が理解をし始めると、それを欲することがなくなってきます。

多分、これはお酒でも二度寝でも悪い系の習慣は全部そうです。

ですので、よく喫煙者が言う、『おれ今禁煙してるねん』は失敗します。

絶対に失敗します。

なぜなら、禁煙をしている=タバコを辞めている=吸いたいという感情が出てくるからです。

その感情が出てきた時、対立構造が生まれますから、述べたように勝つのは自分にとって都合の悪い方です。

つまり、その瞬間に1本を吸うということです。

ですので、『辞めている』ではなく、『必要なくなった』と考える方がいいですし、そう口に出して言う方がいいです。

そもそも、自分がもう必要としていないなら、欲しくなることもありませんし、欲しくなっても必要としていないことをそっと伝えてあげればタチの悪い感情も理解します。

僕はまだ禁煙3週間程度なので、タバコを吸っていない人カテゴリーに入らないと思いますし、まだまだこの先どうなるかわかりません。

まぁもっと言うと別にタバコを吸おうが吸わなかろうがどっちでもいい。

(吸ったとしても歩きタバコとタバコのポイ捨ては本当に悪害なので論外ですよね...)

そんなことよりも、この考え方を発見できたことの方が自分にとってはありがたいです。

『もう◯◯しなくていいんだよ』
『もう自分は◯◯を必要としていないよ』
『もう自分は◯◯をしなくても大丈夫な身体になっているよ』

悪い習慣を絶ちたい時は、この考え方でクリアできそうな気がしています。

全ての結果は習慣が作っていますから、悪い習慣に打つ一手を見つけたような気がし、嬉しく思っています。

以上!

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