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食は万里を越えるのか

食は万里を越えるのか。
何を言っているのかと勘繰られるのは承知である。
本日の珈琲を頂いている時に、ふと思い至った。

本日の珈琲は、ゲベックのガレットフルーツと共に

事の発端は、検索した時である。
本日の珈琲として投稿すべく、下調べをしていた。さっそく「ガレットフルーツ」と検索してみた。
しかし結果は、見当たらなかった。
確かに聞き覚えのない名前である。
では「ガレット」ならどうか。
何となく聞き覚えのある響きである。
よって検索し直してみた。

結果は、フランス料理と記している。
しかし、物の形は違う。
ガレットは、薄い生地。
ガレットフルーツは、小判を積み重ねたような形をしている。
上記の説明とは、明らかに異なる。

するとガレットフルーツは、フランス料理なのか。
まだ気になる点はある。
菓子を手に入れたゲベックは、ドイツ菓子の店である。

筆者にとってゲベックは、ドイツ菓子との印象を抱いている。
当店のお菓子を頂いた日は、ドイツの国旗を模した絵文字を付けていた。

本日も、ご多分に漏れず。

しかし検索の結果次第では、フランス料理の可能性もある。
よってフランス料理に、ドイツの絵文字を付けたかもしれないのである。
なんて間抜けな事をしたものか。

但し、物は考え様である。
前向きな筆者は、こう考えた。
ガレットフルーツは、創作菓子かもしれない。
それと言うのも、字面通りに検索しても見当たらなかったのである。
それならば、当店特製の焼菓子だと考えるのは妥当であろう。
よって筆者は、以下のように考えた。

菓子を創作した職人は、以前から「おいしい」を求めている。
ある日、フランス料理の良さを生かしたドイツ菓子を創り出した。
背景は、両国の「おいしい」から導き出された。
とりわけ今回は、ガレットの発想による所あり。
よって創作した焼菓子の名前に、フランス語を採り入れた。

我ながら、なんて都合の良い解釈であろうか。
妄想も甚だしい。
詰まる所、「おいしい」に国境などないのである。

本日のまとめ。
食は万里を越えるかも。

Todays coffee 2022/08/17



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