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『リズム集中講座』

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記事一覧

リズム集中講座 補講2

少し間が空いてしまいました。 ここのところ少し忙しく、それでも合間で色々とテキスト書きたかったです。 ところで、この講座 皆さまお気づきのことと思いますが、 どうも基本的に、正確にプレイしよう、とお勧めしている流れですよね。 が、そこでふと気がついたのですが、 こればっかりは、 人それぞれ、自分がどうであるか、というところ、 つまり、 自己評価がどうか、ということかな、 と改めて思いました。 僕は、 自分自身のことを、なかなか正確にならない。。まだまだ理想には程

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リズム集中講座 その6 揺らいでみる?

今回は、揺らぎを意図的に演出すべきか、について、考えてみたいと思います。 さて、良くこんな事言う人いるんです。 『機械みたいな。。クリックには合ってんだろうけど、オレたちの音楽はそんなんじゃねぇんだよ』 実際には、このような意見は、なんていうか正確な物差しに対してのアンチテーゼとして聞かれます。 このようなコンセプトでの演奏は、もちろん有りだと思います。 あと、人間ですので、そもそもズレますよね。 どんな人でも、毎小節、違う性格の音になっていると思います。

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リズム集中講座 その5 正確さとは、もしくはその必要性

そろそろ実践へ、と予告していましたが、その前に語りたいことがまだまだあることに気付きました。 多分、すごく僕の性格的なところが大きいようで、細かく説明が続き、核心に触れるのに果てしなく時間がかかってしまいます。 自分でもこういう性格直したいと思っています。 今回は、『正確』とは? 音楽、演奏における『正確さ』って何でしょうか? 以前も書きましたが、タイミングに関しては、等間隔ということですね。 テクニック的には指が変わっても同じ強さを出せるとか、そういうのも『正確さ』で

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リズム集中講座 補講

皆さま、集中講座いかがでしょうか? ミュージシャンの知り合いで、買ってくれている人が複数いて、 シンプルに、僕のような、しがない人間へのヘルプという意味合いが強いとは思うのですが、しかし、先日、 あれ100円は安いですよ などと言われてしまいまして。。 しかし、内情をみると、初回こそ売れたものの、2回目以降は売り上げが半減しています。 欲しい話では無かったかな。。内容薄いかな。。 と考えていたのですが、先ほどの友人からの一言で、モチベーションを上げることが出来ました

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リズム集中講座 レッスン4

前回は、バックビートに関しての内容をお送りしました。 そろそろ、少しずつ、周りのミュージシャンからも意見を頂いていますが、それこそ捉え方で、使用する用語の違いなどはあれど、概ね感じていることは同じなようで、安心しております。 考えてみれば、周りにいる人はある程度意見が合うから一緒にいるわけで(笑)違う業界からのフィードバックもあったらどんなになるかドキドキしますね。 引き続き、実際の演奏時において、さてどんな事を考えながら演奏しているのだろう、ということを見つめていきた

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リズム集中講座 レッスン3

さて、バックビート。 実は、バックビートのタメなどに関して、 これは実は、単に、気合い、なんじゃないか。 ここにきて、そんな、曖昧な話でいいのか? 大人の皆さんはもう記憶が薄いかも、ですけど、その昔、短距離走やったことありますよね?

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リズム集中講座 レッスン2

さてさて、2回目となります。前回予告していたように、バックビートにまつわる迷信を、切り捨てていきたいと思います。 バックビート いわゆる2,4に関しては、よく、タイミングについて色々と議論が巻き起こります。 その中で有名なのは、ロック界で、バックビートを少し後ろ目に演奏する美学。 実際にそういう名演奏もあったりしますよね。 バックビートといえば、一つ思いつく経験談があります。 ピアニスト目線の話としては、 ロックにおける重要パターンとして、コードの8分連打というのが

リズム集中講座 レッスン1

早速ですが、noteのサポート、沢山の方々から頂いてしまいました。ありがとうございます、気合いを入れて記事を書かなくてはなりませんね。 こうして音楽で生活させてもらって、25年が過ぎました。 皆さまが、松本のどこら辺を良いと思って仕事を戴けているのか、もしくはCDを購入してくださったりしているかは、正直なところ分からないのですが、 僕の中では、リズムの事は一番、と言ってもいい、関心事でした。 僕は良いコーチに恵まれましたので、10代前半より、16分音符ビシバシのリズミカル

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リズム集中講座 レッスン0

ポップスやジャズを演奏しているプレイヤーならば、良いリズムで演奏したいと、誰しもが思っていると思います ただ、日本人は一般的にあまりリズム感が良くないようです。 *元々打楽器アンサンブルがルーツにない *クラシック音楽教育で、ロマン派が人気ありすぎる(テンポが一定でない) *身体能力がどうしてもアフリカ系人種などと比べると低い *自分の意思を伝えるのが苦手なので、演奏も後出しになってしまう *というわけで、全体に経験値が低いため、良いリズムのアンサンブルで演奏すること自