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【なぜ君は、科学的に考えられないんだ?】


研究者であり小説家である方が書いたビジネス書。
小説のような展開です。

スキンケア化粧品を開発・販売する外資系ベンチャーに勤務する入社3年目の社員が主人公です。
大学との共同開発プロジェクトを担当することになります。
共同開発の相手は少し変わり者でとっつきにくい教授。

主人公は教授と仕事を通して

仕事の仕方
論理的に説明する方法
数字の扱い方
仕事の整え方
データの見方、作り方
シュミレーションの仕方
イノベーション
パワハラへの対処法

などを学んでいきます。

小説仕立てなので面白く読めました。

「科学と世間との間に橋を架ける通訳が必要なんだ。科学は万能じゃない。理系が優れている、文系が優れているということではなく、お互いがお互いの素養を持ち、理解しあい、補いあうことが大切なのだ」
と書いてあります。
文系、理系と分けるのことに対する警告のような言葉も出てきます。

数字、データは全ての人にとって必要であり武器になるものだと感じます。と同時に数字を通訳することもとても大切です。

最近では大学で文理融合の学部も登場しています。
borderlessな学びを続けていきたいなと思います。

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