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実家の断捨離を促すようになった旦那さん

旦那さんが自分の実家に着いて早々、義母に
「いらないモノ捨てよう!」と言いました。

旦那さんの実家にお邪魔するのは半年以上ぶり。
子供が一緒についてこないことや、田舎で何もなく用事がないことなど、さまざまな理由で最近はお邪魔することが減り、今ではこちらに来てもらうことの方が多くなっていました。
特に私はサービス業なのでお盆もGWも仕事で、ゆっくりお邪魔する機会がなかったので久しぶりの訪問でした。


「捨てよう!」と旦那さんが言っても、義母も義父もすぐに「うん!捨てよう!」とはなりません。
私は嫁の身なのと、整理収納AD1級をとってからは強制的にはできないことを理解したので、旦那さんに言われてやる気になる義母と義父のをそっと待ちます。

少なからず、旦那さんが「捨てよう!」と実家で言ってくれるようになったのはごく最近のことで、この変化が私にとっても嬉しいことでした。

一緒に暮らす中で私がモノを整理して不要なものを売ったり捨てたり再利用したりしている毎日。
正直、旦那さんが少しうっとおしそうにする日もあるんです。
場所がまたかわった!とイラっとされることもあります(笑)

それでも少しずつモノを減らして、気づけばスッキリした快適な生活がおくれていることに、私も自分の実家に行って気づいたりします。
もしかしたら旦那さんも同じ気持ちになったのかもしれません。


私が黙っていると、
「捨てられないなら、ここに整理収納の先生がおるから!」
と旦那さんが私を指して言うので、私も少し口を開いて、
「無理に捨てなくてもいいんですよ?w」
と言いました。

義父は最近定年退職して、時間があるようなのでゴミを捨てに行く時間はあるけれど、自分のモノは捨てられない。
義母は仕事していて捨てには行けないけれど、必要か不要かの判断するモノがたくさんありすぎて向き合っていない様子。

旦那さんは「屋根裏にもたくさんいらんもんあるやん。捨てろや〜」
と言います。一見、文字化すると冷たい言い方に聞こえますが、言う方も言われる方も笑顔で話しています。


義父は捨てられないものは屋根裏に置きます。
旦那さんが小さい頃のベビーカーなどたくさんのモノが置いてあるのだそう。
きっと屋根裏に置いたときは若くて元気で、この先また誰かが使うときまでとっておこうという考えで置いたのだろうと思います。
今となっては年月が過ぎ、屋根裏のモノはすべて使っていない様子でした。
年々体が言うこときかなくなってきて、脚立を出してきてまで屋根裏を整理しようという気になかなかならないし、上からいらないモノを取り出すことが億劫で放置状態なのだそう。

旦那さんも、「屋根裏はやばいで!」と私に言います。
10年前に私の声かけで一度だけみんなで整理したことがあって屋根裏にあるものを少し出しました。その時からまた増えたのだそう。
しかし、屋根裏のモノは大変だから後回し。
それまでの納戸のいらないモノや毎日過ごすリビングの引き出しの中など身近なところから整理したい様子の義母に旦那さんが先は長いと感じていて屋根裏は「無理やわ」とだんだん諦めモードです。

私が義理母と話していると、
「ここの引き出しをどうにかしたい!」
と言うので、
「軽く整理してみます?」
と私が言い整理開始!


1時間ほどで終わり2袋分のゴミが出ました。
勢いにのって納戸にも行き、ここもどうにかしたいと義母が言いました。

孫のおもちゃを小さなネジやレゴのパーツ一つも残さず大きな袋に入れて取ってありました。
連れてきていた私の娘に見てもらい使うか使わないか聞いてほぼ全て処分しました。

断捨離の途中途中で旦那さんが「こんなもんも残してるん!」とびっくりした顔で目を丸くして義母に言います。
親子の会話は面白いなとそっと横で聞いていました。

しかし、その何気ない親子の会話がいい意味で義母の心に刺さったのだど思います。
その2日後、義母が服を整理して買い取りの店にいらない服を売りに行きました!
私達が帰ってから空いた時間に服を整理したようでした。

私はそれがすごくすごく嬉しかったです。
旦那さんが実家を整理する気になってくれたこと、それに促されて義母がモノと向き合ってくれたこと。

先はまだまだ長いと諦めモードの旦那さんですが、これから義母のやる気を少しずつ出していき、一緒に整理して進めていきたいなと思いました。


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