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もったいなくて捨てられない人へ

モノをしまったまま使わずに置いてある。
いつか使うから捨てずに持っているという方いませんか?
なぜ捨てないのか聞くと、

「もったいないから捨てられない。」
「いつか使うからとっておく。」

と言います。
いいえ、そのモノを使わずにしまっておくことのほうがもったいないのです。

さらに、使わないモノにスペースを占領されている部分も、そしてその使わないモノにあなたが所有されていることがもったいないです。

モノは使ってこそ価値がある

押入れの奥で眠っているモノたち。
流行で買ったダイエットグッズや電化製品や美顔グッズ。
一度奥へしまってしまうと、使う時も出しにくいことからだんだんと使わなくなっていきます。
モノは使ってこそ価値があります。
モノは使うためにうまれてきています。
奥の方にただ置いてあっても、使わなければモノとしての価値がありません。

モノの所有率が高い多い日本人

一般家庭では毎日使っているモノは全体の約2割程度です。
約8割は生活するにあたりなくてもいいモノとなります。
しかし、日本は四季による気候の変化と、和と洋のミックス文化によるイベント等で世界から見てもモノの所有量が多いです。
さらに日本人は買い物が好きなほうでモノは増える傾向にあります。

1年を通して使うモノを収納するだけでも、四季に合わせてたいろいろな家電や家財道具でスペースがとられてしまいます。
そこへ流行グッズや楽しい買い物などで増えるモノ。
家や部屋が狭いのではなくてモノが多いのです。
どこかで減らす作業をしない限り、このままでは時間の流れと共に増えていく一方です。

季節の変わり目に見直してみる

捨てられい要因はたくさんあります。
もったいないという気持ちは、捨てると損した気分になるからかと思います。
捨てないのであれば使うシーンを思い浮かべてみましょう。
いつ?どこで?誰が?どんなふうに?
使う場所が決まっているならその場所へもっていって使いましょう。

1年以上使っていないモノで、どう使うかはっきり思い浮かばない、使えるが古くて気持ち悪いモノは思い切って捨てましょう。

損しないために捨てず、たくさんモノを所有していることは、逆にあなたがモノに所有されています。
捨てるということは「損した気分になる」とはむしろ逆で、使わないモノからあなたが解放されるということになります。
使わないモノに使うか使わないか考えるその時間も損しています。

今ちょうど、年末という1年に一度の良い節目でもあります。
これを機会に重い腰を上げて綺麗にしようと部屋を掃除される方も多いと思います。
そのときにぜひ、押入れの中を全て出してモノと向き合ってほしいと思います。
整理すると心が軽くなります。
少しでも整理してすっきりした気持ちで新年を迎えたいですね。



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