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自由の度をあげる子育てはみんなをハッピーにする

昨日、甥っ子の就職内定が決まったとめでたい
連絡が来た。

高校生の甥っ子は成績優秀なので大学に行く選択肢も
あったのだが、シングル家庭の為、彼は考えに考えて、
就職を選んだのだ。

うちにも相談に来ていたが
わたしは
余計な口は挟まないようにしていた。

なぜかというと

大事なことは自分で決めること

だからだ。

当たり前のことですよね(汗)

でも、この当たり前のことが
わたしはできなかった子ども時代がある。

わたしは母親に依存しまくっていたので
自分で進路を決めた自覚のないまま大人になり

気がづいたら
ひとりで決められない大人になっていた。

さらに最悪なことに
自分が選んだ選択なのに失敗すると
「ぜんぶお母さんのせいだー!」
と親のせいにする大人に育った。

最悪だ・・

これは後で学んだことなのだが

親の言いなりの人生を歩んできたように
思っているかもしれないけど

「親の言うことを聞く」ことを
あなたは選んだんだよって言われて

脳天勝ち割られたことがある。

「親の言うことを聞く」ことを
自分が選んだなんて、そりゃ盲点過ぎて
びっくりした。

だって、もう一度書くけども
「親の言うことを聞く」ことも
自分で選んで決めていた・・・

でも、この脳天かち割られたショックが
逆にわたしを救ってくれたんだ。

だって、親に決めてもらうことを
自分が選んだんだって知ったら
(ちょっと、ややこしい話ですが)

誰も恨まなくてよくなったから。

恨みがなくなった人生、バンザイ!

かえって、

お母さん、今までごめんなさいって
思ったし(実際、謝ったし)

過去が一気にひっくり返って
晴れ晴れした気持ちになった。

という過去の学びがあるからこそ

わたしの子育ては

大事なことは自分で決める
自分のことは自分で決める

これを信念に子育てしてきたのだ。

いや~
書いていてクッソ真面目な文章に
なっているけど

わたしの性格上、そんなに真面目に
取り組むことができないのが性分で
やっぱりそこにゆるさの要素がと~っても
大事だと思っている。

つまり

自分で決めたから最後まで責任を取れよって
ことではなく

自分で決めても変更だっていつでもありだと
本当に思っている。

だから、子どもが何かを決めたら
「人生、いつでも変更ありだから!」と
伝えている。

子育ては「変更あり!」って思っていた方が
絶対に気持ちが楽だと思っている。

みんな変更できないって思い込んでない??
って子育てママのお悩み話を聞いていて
思うことがあった。

幼児の習い事のお悩み相談で
「子どもがスイミングやりたいって
言ったのに、やめたいと言ってるので
困ってます。本人が決めてやりはじめたこと
なので、今やめたら将来に影響しますよね」
って言ってたママがいたんだけど

なにか決めたら途中でやめてはいけない
って、やっぱあるよね~って思う。

ほら、せっかく正社員になれたんだから
仕事は定年まで勤めなきゃとか。

コロナ後からさらに不登校の数がぐっと増えて
今もその数は増えているという。

学校に行かない選択肢もあるよね!って
受け入れて新しい道をさぐっていたり
新しい居場所で楽しく過ごしている
子どもとお母さんもいれば

学校に行くのが当たり前という
世間の一般的な前提を崩せず
「なんで学校に行けないんだ」と
悩んでいる子どもとお母さんもいる。

最近友達になった4人子どもがいるママは
2人の子どもが学校へ行っていないが
まったく悩んでいない。

前にも書いたのだが
うちの子は部活と友達目的で
学校へ通っていたので、
不登校は経験していないが

不登校や不登校ぎみになっている
お母さんからたくさん相談を
受けていたので
当事者ではないが悩む気持ちは知っている。

でも、見方を変えたら
選択肢って他にもあるんだよね。

子育てだけではないが
人生の幅を広げる方法って
やっぱり選択肢があって
選べる自由なんじゃないのかなって思う。

わたしは散々お母さんのせいに
してきたからこそ
選べる自由がある世界を知らなかっただけ。

でも、思うんだよね。
大人になる過程で
「なんでも好きなのを選びなさい。
ほら、こんな方法もあるし、こんな方法もあるよ。
どれがいい?
なかったら創ることもできるよね」
って言ってくれるひとがいたらいいなって。

だからね、
わたしはもう大人になってしまったから
これを自分に言ってあげるんだ。

これは自分の為でもあるけど
自分の子どもが今より別な選択をした時に
きっと世界一応援してあげられるんだと思う。

さあ、自由度をあげよう!
それが子育ての自由度をあげていくから。

世の中、安定、安心を求める風潮があるけど

わたしだって一生安泰だねって言われた公務員
やめて、今こうして生きているんだ(笑)


しろまるけい子のお仕事
ライティングプロジェクト第4期
※11月に募集開始予定

 

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https://lit.link/admin/creator

 


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