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人生、どうにかなっていることが大事

彼女に最後に会ったのはいつだろうか。
コロナの前から連絡が途切れていたので、もう4年ぐらい
会っていなかったと思う。

その彼女とひさしぶりにランチに行った。

空白の4年間、彼女もいろいろな体験をして
今があることを教えてくれた。

体験することに良いも悪いもない。
その人それぞれの乗り越えなければいけないものは違うから。

わたしが彼女の体験をしていたらとうだろう?と想像してみた。
わたしだったら這い上がれないかもしれない。

けど、彼女は笑ってこう言った。

「いろいろあって大変だったし、落ち込んだし、考えるのも
嫌になった時期があるんだけど 生きているんだよね」

そう

生きているの!それだよ、それ!

どんなにわたしが落ち込んでいようと
どんなにわたしが自分の存在を消したいと思っていようと
どんなに死にたくなったとしても

肉体はわたしを生かしてくれているんだよ。

どんなに自分なんてダメな奴だと思っていても
わたしの心臓は動いていてくれてるの。

そう考えると
肉体っていちばん自分に近い他人なんだ。

いつも優しいまなざしで
わたしという存在を生かしてくれている。

今日もわたしは自分と共に生きている。



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