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子どもとの関係を良好にする魔法の相づち

新学期がはじまって、4月もあっという間に
半ばを過ぎましたね。

学校から帰って来た子どもに

「今日、学校どうだった?」と聞いている
お母さんからの相談が多くなる時期です。

気になりますよね。
(気にならないひともいるけど笑
それはそれでとってもいいと思います!
だからと言って気になるのが悪いとも
言ってません。ここが文章表現の難しいところ)

子どもに「今日、学校どうだった?」と聞いても
「別に」みたいにそっけない返事だったり、
無言で何も答えてくれないと心配になるものです。

ちなみに我が家は子どもが話してくれるまで
ほどんど聞かないスタイルの子育てを
していました。

つまり、子どもが話してくれるまで待つ!

だからと言って
子どもの話を知らなくてもいいなんて
いいなんて1ミリも思ってないよ。

知れるもんなら知りたい・・

でも、あえて聴かないんです。

それは

子どもが話したいときに話したらよくて、
子どもが話してきたときは
チャンス到来!とばかりに
すごく興味を持って聴いていました。

「うん、うん、そうなの。そうなんだ」
「それはおもしろいね」
「それはすごいね」
な~んて相づちを打ちながら聴いていると
子どもは受け止めてもらったと感じるので
どんどん話をしてくれます。

これマジでほんとにそう!

子どもだけじゃなくて
ひとは相手に受け入れてもらえた時に
安心感を得て
こころを開いてくれるものです。

だから「聴く」って大事だね。

でね、約10年間子育て相談を聴いてきて

「今日学校どうだった?」と聞いても
子どもが何も話してくれません
っていう
相談もよくいただいていたのだけど

悩んでいるお母さんの話をよく聞いていくと

「今日は嫌なことなかった?」と子どもに
聞いているお母さんが結構な確率で多かったんです。

「嫌なことなかった?」と子どもに聞くと
子どもは嫌なことを探しださなければ
いけません。

だってお母さんが「嫌なことなかった?」と
聞いているから。

それでなくとも
学校生活って四六時中楽しいわけではない。

だよね?

学校生活で嫌なことも経験して
帰って来てることだってあるよね。

それを
「嫌なことなかった?」と聞かれることで
忘れていた嫌なことを思い出す
かもしれない。

もともとおしゃべり気質で生まれて
親になんでも話してくれる子どももいるけど

だいたいの子どもは親から聞かれ過ぎると
だんだん話をしなくなる。

で、そのまま成長していくと
思春期に入る。

思春期なんてますます話をしなくなりますから!

子どもが思春期に入ったら
親に秘密を持つのが自然な成長。

だから子どもが小さいうちから
親が「子どもの話を聴く」ことを
習慣づけておくと

その先の子育ても楽なんです。

わたしが「聴く」スタイルで子育てを
してきた結果は

息子だけど、成人した今でも
よく話をしてくれます。

でも、ちゃんと自覚しているこがあります。
親に知られたくないことは
当たり前だけど
絶対に話してはいないだろうと。

いいんです。

話したいことを話してくれれば。

そもそもこっちだって
子どもの秘密なんて知りたくもない笑。

話を少し戻すと
どうしても子どもに聞きたかったら
「嫌なことなかった」と聞くより
「今日は楽しかったかな?」って
聞いてあげた方がいいよね。

そしたら子どもは楽しい出来事を
探してくれるかもしれなよね。

でも、やっぱりわたしは聞かないな。
子どもの様子を見てたらわかるから。

元気だったら問題なし!

それより
ちょっと元気ないなって感じた時に

「なんかあった?」と聞いてあげた
方がいい。

っていうか、
元気ない時は絶対声かけてあげて。

声かけても
「何にもない」と言うかもしれないね。

そんな時は無理に聞き出そうとせず、
「なんかあったらお母さんにいつでも話してね。
お母さん、あなたの味方だからね」
って伝えてあげて。

それでも様子がおかしくて
心配で仕方なかったら学校の先生に
様子を聞いてみたらいいと思う。

学校の先生に聞くことをためらう
お母さんも実に多いんだけど

わたしは聞いていいと思うんだよね。
先生に様子を聞いたことで
先生も気にかけてくれる確率も
上がると思うよね。





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