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20231022_歴史の流れと権力の腐敗について考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想16


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"武帝以降の社会紊乱"までの部分を読んで感じた事を書いきました。

 今回の記事では"外戚vs宦官"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 王莽は裏から手を回し、陰謀を巡らせることには長けていたが、政治や軍事を行う能力は無かった。国家の根本である土地政策を周の時代に行われていた私有制が無かったころの土地制度(井田制)に引き戻すなど、現実離れな政策を行った。帝国は大混乱に陥り、反乱を抑えることができず、新帝国は亡んだ。歴史の流れに逆らう者は歴史によって屠られる
 反乱から頭角を現した劉秀が漢王朝を復興した(後漢の成立)。しかし、前漢と同様に外戚が政治に介入し汚職が蔓延することとなった。桓帝は宦官を味方につけ外戚の排除に成功したが、排除した宦官も腐敗し、外戚が専横していた時以上に汚職が猛威を振るう結果となった。宮廷が政争に明け暮れる中、国土も荒れ、漢帝国の権威は失墜することとなった。権力は必ず腐敗する

感想

 どんな人も得意なことと不得意なことがあると思います。不得意なものの中でも失敗すると多くの人に迷惑をかけることなど、リスクの大きいものに関しては他人に任せるという点は大事だと思いました。
 歴史の流れに逆らうことはできないという点は覚えておくべきだと思います。世の中には自分が対応できることと、自分では対応できないことがあると思います。この境目を見誤り、対応できないことに関して時間や労力を費やしたとしても、時間や労力を無駄にして終わってしまったり、ものによっては悪くしてしまうこともあると思います。効率的に物事を進め人生を充実させるためにも境目を知っておくことは大事だと思います。歴史の流れは"多くの人が相互に影響し合いながら作られていくもの"のような気がします。なので1人の人間が逆らおうとしても、戻すことができないのだと思います。
 権力者を批判していた側も権力を手にすると腐敗するという点は抑えておくべきだと思いました。権力という欲に負けてしまうのだと思います。欲に勝てるような、"本当に強い人間"でないと権力を手にしても何も変わらないのだと思います。自分が欲に勝てると思えない人は権力を手にしない方が良いような気がしました。
 "欲に勝てる人か"という観点は政治家を選ぶ際にも使えるものだと思います。"正しく人を見極める"ことが民主主義国家の国民には求められていると思います。人を見る目を養っていきたいと思いました。

最後に

 自分の得手不得手、できる事できない事を認識することで、効率的に物事を進める事に繋がると思います。人生を充実させるためにも意識しておくと良いと思いました。権力に関しても"自分は欲に勝てる人間か?"という点を認識しておくことで、引き受けて良いか否かも判断できるようになると思います。権力という欲に勝つことができる"本当に強い人"を目指していけると良いと思いました。
 自分をしっかり認識し、効率的に物事を進めることで人生を充実させていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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