弊社はフルリモートワークのため、対面研修では北海道から福岡まで様々な場所に住むメンバーを集めての研修を実施しました。

■研修の目的
シンプルに「良い人材紹介」を行いたい。と思っています。
良い人材紹介とはどんなものか。一方で人材業界が抱える闇はどんなものか。等について説明をしました。
その後、良い人材紹介を実現するために必要な要素を「対企業」「対求職者」「法的な側面」から研修を行いました。
また、各研修は弊社の各メンバーが考え、自分たちで研修を創り上げていきました。
教えられるだけよりも、さらに高いレベルに到達することを目指して、各メンバーにミッションを渡し、それらを研修に落とし込んでもらいました。

■対企業に向けて
求人票の読み取りについて研修を行いました。
求人票の中身だけでなく、HP、事業概要、採用ページ等、幅広い情報をどのように整理するのか。といった観点が中心の内容でした。
読み取りも各メンバーの職人芸に頼るのではなく、型化を行い、全メンバーが一定以上の読み取りが出来ることを目指しています。

例①
（NG）求人票に書いてある通りに読む
（OK）求人票の裏側にある本質を読み取る

例②
（NG）求人票に記載するためのヒアリングをする
（OK）企業の課題を把握して、そこを解決できる人材紹介をするためにヒアリングする

■対個人に向けて
求職者の方が本質的に求めていることをヒアリングする研修を行いました。
レジュメの情報、どんな仕事をしたいか、ということだけでなく、プライベートも含めて「どのような人生を送りたいのか」という観点を大切にしたいと考えています。
ヘッドハンティング案件を中心に扱う企業ではありますが、可能な限りのヒアリングを行うため、ヒアリングシートを作成し、型化された状態で、全員がレベルの高いマッチングを行えるようにしていきたいと考えています。

例①
（NG）次はどんな仕事をしたいですか？
（OK）プライベート含め、どんな人生にしたいですか？

例②
（NG）希望年収はいくらですか？
（OK）夢を叶えるために必要な年収って、どれくらいの想定ですか？

■人事関連の法令
人材紹介に関する法律はもちろん、採用や人事全般に関わる法律についてテストを実施しました。
全ての問題に対して回答とその背景の説明。
また、全ての問題に対して各メンバーからの質疑応答を行いました。
表層だけなぞったような法律理解をしても意味がないので、その法律ができた背景、違反することによるリスク（法的な話だけでなく、関係者にご迷惑がかかる可能性を含め）まで検討しました。

通常の人材紹介会社では踏み込まない領域まで踏み込んで、どこの会社も出来ないような適切なマッチングをやりたいと切に思っています。
今後も数多くの研修を通じて、各メンバーのスキルとスタンス両面でのレベルアップを行っていきます。