知って欲しい日本の素晴らしい企業のご提案vol.6「株式会社山藤」

GAIKENの浜井啓介です。
本日は東京都台東区にある株式会社山藤様をご紹介致します。

当社は1899年創業の革財布を中心とした革小物製品の製造会社です。
当社は革の裁断から縫製、仕上げまで全てを日本の職人が手で仕上げています。
当社が展開するお財布は、限られた職人さんしか出来ない伝統技法で作られた、
まさに、高い技術力が詰まった日本製の製品です。
例えば、伝統技法である「櫛マチ」。この技法は当社、山藤様独自で発達した技術です。

上記、写真をご覧の通り、マチの部分には櫛(髪をとかす「くし」です)の歯の部分を使用して、
皮を蛇腹状に加工しています。こうすることで、より大容量の小銭を入れることが出来ます。

他にも「風琴(ふうきん)マチ」という伝統技法を使った製品。

写真をご覧の通り、マチが外に出ています。私の財布もそうだったのですが、殆どの財布はマチが内側になっていると思います。風琴マチのようにマチが外側に向いていると紙幣が綺麗に取り出せます。また、内マチとは異なり、紙幣がかさばらない為、
財布自体の厚みを薄くすることが出来ます。
一方で、この風琴マチを作れるの日本の限られた職人だけとのこと。
作るのに高い技術力と多くの手間が求められるようです。
当社はこの「風琴マチ」を使いながら、革のダイヤモンドと言われる
「コードバン」を使用した贅沢な財布を作られています。
百貨店で同じような製品を購入しようとすると、何倍もの価格になるでしょう。

当社には他にも、PTAH(プタハ)と呼ばれる伝統技法と現代の技術が組み合わさった当社のオリジナル商品等、
作り手の想いが詰まった製品が多数展開されています。
ここでは書ききれないので、是非、株式会社山藤様のホームページ(https://shop-yamatou.com/)に
アクセスしてみてください。
また、お店もとても綺麗で、店員さんも非常に親切で丁寧に商品の説明をしてくれます。
実際に手に取って感じていただくと、製品の圧倒的な質の高さを実感できると思います。
歴史ある企業、そして「本当に良いもの適正価格でお客様に届けたい」という熱い想いがある
当社だからこそ出来る、世界でも唯一のモノ作りに出会うことが出来ました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?