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揃えたいのは他にもある!

今回の紹介は「防災訓練へ向けて」です。
打ち合わせの打ち合わせ段階を紹介するのは珍しいですが、BCP(事業継続計画)という言葉を頻繁に聞きます。この目的は自然災害やテロ、システム障害など危機的な状況に遭遇したときに損害を最小限に抑え、重要な業務を継続でき早急復旧を図ることにあります。日本は東日本大震災をきっかけに重要性が注目されています。
このBCPは、企業や団体で策定されていくものですが、ご存知の通り、令和6年4月から介護事業紹介では義務化となっています。
熊本地震後に、震度7クラスを想定した避難訓練を一町内と合同訓練を行いましたが、この8年間で、ここ最近は能登半島地震や各地での地震はじめ豪雨災害や火災、感染症とさまざまな災害が起こり、想定をはるかに超えることが多くなっています。
益城町でも、避難広場や防災倉庫の設置、校区や地区ごとで自主防災クラブを発足させての活動や、町としても防災士を多くの人に取得してもらい日頃に備える体制整備に力を入れています。
各家庭でも防災への意識を高めるように、防災グッズの確認と周知もよく耳にするようになりました。

揃える物と揃える者の二つ!

もし、災害が起こったときに自分の身は自分で守ることは鉄則ですが、日常からの地域や近隣との関わりや地域づくりも重要だと思います。
今回の防災訓練の目的は、もし、福祉施設や地域で大規模災害が起こった場合に、どう連携していく必要があるのかシミュレーションを図る訓練としています。
訓練では、よくリーダー格や自治会(自主防災)がまとめ役と指揮をとることがあると思いますが、世代交代はつきものですよね。
その度に、中身が杜撰だと連携を図るどころか、被害者も多くなり二次被害も拡大する可能性が出てきます。
そのために、「揃える者」を循環させながら地域づくりを含めた防災訓練が役立つと考えます。そして、介護事業所と地域と連携した防災シミュレーションは、構築の第一歩になると思います。

これからの予定としては、地区4町内と町づくり協議会と福祉施設、地域包括支援センターとシミュレーションの策定と共有を行い、5月に防災訓練を実施する計画としています。

是非これを機に、防災を見直してはいかがでしょうか。
そして、一緒に考えてみませんか。

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