カナダノート

”3食りんご+カビとの共存生活” in Toronto

げっっっ、まっずーーーーーーー。
こんな物体食ってられるかーーーーーーーー

留学初日に、バナナの葉の上に盛られた謎の黒焦物体を食べたときの感想です(笑)

今日はトロントでの困難Part1についてお話します。
リアルな悲惨さだけをここ書きますので、1つの留学体験として捉えてください。

※決して悲惨なホストファミリーだけが存在するのではありません

私は、3回次に大学のプログラムでカナダのトロントに留学しました。そして、このプログラムではホームステイという形で滞在することが義務付けられていました。しかし、このホームステイ先で地獄を見ることになりました(泣)

私のホストファミリーはカリブ海の島出身の家族でした。同居人としては2人の老夫婦+私を含む海外留学生6人+謎のおっさんで、お金のためにホストをしているという御家族でした。
このホームステイ先での環境は、正直に言って”悲惨”でした。

まず、何が悲惨だったのかというと、ご飯です。
上記の感想が留学初日に出てきたご飯に対する素直な感想です。

ご飯のなにがそんなに悲惨だったのか?
ーーーーそれはエスニック料理だったのです。エスニック料理はいわゆる民族料理で日本食や予期していたカナダ料理とは、かけ離れたものです。どんなものかというと、バナナの葉の上に何かが乗っているのですが、私には全く何かが見当もつかない、不味いものでした。決して我慢して食べれる味ではありませんでした。
その結果、その晩はりんごを晩御飯として頂きました。そして、明日からは普通の料理が出てくるだろうという考えでいたのですが、その考えは甘いものでした。
その次の日も毎食エスニック料理が出されたのです。なんと、学校に持っていく弁当すらもエスニック。フルーツならばなんでも味は一緒と考え、一目散に放課後帰宅し、ホストマザーにもう食事はフルーツのみにして欲しいという、ダイエットしてる女性のようなことを伝えました。

「日本人は雀みたいな量しか、ご飯食べないのね。」

彼女は私に言いました。
「ちげーよ、テメーの飯がクソ不味いんじゃ」
という想いを心の奥に潜め、
本当にごめんね
と伝え、次の日からりんご生活が始まりました。

しかし、不慣れな土地での生活はフルーツのみのエナジー補給では太刀打ちできる訳もなく、日々ハンバーガーを買って食べていました。
それでも、ある日あることをふと思いました。
それは、これって、
「お金の消費半端なくね?」
ということです。
単純に、ホームステイの3食分の食費と毎日の外食代、2倍です。
すぐに馬鹿らしくなってきて、買い食いもやめるようになりました。
その結果、1週間で5Kgの減量する羽目になりました。
→これが食の悲劇の概要です。

つぎに、カビ問題です。
カナダへのロングフライトともあって、とてつもなく疲労困憊だった私は、りんごを食べ、すぐにシャワーして寝ようとしました。しかし、その際に驚愕するハメになりました。それは
ーーーーーー白色であったであろうシャワーカーテンとバスタブがカビで真茶色になっていたのです。
その瞬間、
「あかんわ、この家」
「このまま菌に食い尽くされるか、病死する」
という考えに至りました。

ちょっとなら我慢できました。しかし、オセロで黒が完勝したかの如く白色が完全に消えているシャワーカーテンに体が触れるのでさえ死ぬ思いでした。加えて、バスタブも真っ茶色、脳内、


”拒絶”

で思考停止しました(笑)
結局その日は、ビーサンを履いて、シャワーカーテンには1ミリも体が当たらないように横向きに、シャワーを浴びました。
→これがカビ問題の内容です。

この他の問題としては、家中アリが這っている、クラーがなくとてつもなく暑い、生活必需品すら用意してくれない、という問題がありました。

これらの問題に直面し、このままでは貴重な留学という経験が損なわれると考え、早急にホームステイサービスに鬼の苦情メールを送り、なんとかこの 

”カビ・エスニックハウス” 

を1週間で脱出することができました。



.........しかし、次の家でも、様々な問題にむきあうことになりました。
今考えると、虫唾が走ります。
次回は、2軒めでの再びカオスなストーリをお話します(笑)

ありがとうございました。

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