代田橋という街

ぼくは、「代田橋」という京王線にある駅のエリアに4年ほど住んでいる。
代田橋駅は最寄駅という訳でもないので、たまに利用する駅。でも、この代田橋駅を中心としたエリアは魅力に溢れている。

代田橋駅は、京王線新宿駅から2駅目。各駅停車しか止まらず、都営新宿線と直通する京王新線の始発駅「笹塚駅」と井の頭線の乗り換え駅「明大前駅」に挟まれている大変地味な駅。

なぜそんな地味な代田橋エリアが魅力に溢れているのか、それは酒場が数多くあるということ。
改札を出て北口の階段を登り切ると目の前に現れるのは、密集する飲み屋。長屋のように繋がったここには10人も入れないようなお店が何軒も軒を連ねており、そこを核とするように駅前にはチェーン店や個人の居酒屋がある。
歩けば飲み屋のような代田橋駅前。飲み歩くには最高の場所だ!

小さい居酒屋がメインで、お客さん同士、店員さん同士の距離も近い。礼儀や温かみのある距離感なのが自分としては気に入っている。

代田橋沖縄タウン

その駅前の飲み屋街を抜け、甲州街道の歩道橋を登り少し歩くと見えてくるのが「沖縄タウン(和泉明店街)
頑張って沖縄感を出しているけど、沖縄っぽいさがないのがこの商店街。裏路地には野良猫がいて、力の抜けた沖縄感が最高にいい!

「めんそ~れ大都市場」という市場の跡地には、沖縄居酒屋やラーメン屋などの飲食店が入居している。鮭の専門店「しゃけ小島」絶品の鮭定食や鮭料理を提供している。

その隣にはしゃけ小島の姉妹店「しゃけスタンド」立ち飲み屋だけど、本格的なスパイスを使った料理や鮭料理を楽しめる。しゃけスタンドが代田橋の中では一番好きなお店で、近所の銭湯に行った帰りにサッポロラガーとハムエッグ、カレーを食べるのが最高のひとときになっている。

しゃけ小島の向かいにある沖縄料理の「てぃんさぐぬ花」と「SABANI
数ある沖縄系の居酒屋の中でもトップクラスで美味しい。泡盛の種類も豊富だし、沖縄から取り寄せている魚の刺身も東京ではなかなか食べれないものです。

めんそ~れ大都市場を出て、沖縄タウンのメインストリートにあるのが「大橋商店のとなり食堂」馬肉の料理をメインで出すカウンターと2人がけのテーブル1席のみのお店。沖縄タウンのなかで、朝までやっている唯一のお店。
自家製のジンジャーシロップのサワーやハイボールが美味しい。
また、日本酒も銘柄で注文ではなく、どんな味が好きかを伝えると好みにあった日本酒を出してくれる。一升瓶を仕入れて、その瓶がなくなったら基本的に同じ銘柄の日本酒は仕入れなく行くたびに違う日本酒が楽しめる。

ここに映画を見終わった後に行ってマスターと話す時間が格別で、ここだけは一人で行きたいお店!

他にも倉庫をリノベしたカフェの「CHUBBY」や週末限定で営業するzineやアートブックに特化したセレクトショップ「commune」、サウナがいい感じの銭湯「湯の楽 代田橋」などなど代田橋のエリアには最高のスポットが揃っている。


隙間にある代田橋

飲み屋やいいお店がある代田橋ですが、なんでここまで面白いエリアになったのか。考えてみると色んな隙間にあるということが一つの理由じゃないかと思う。

主要な駅である笹塚と明大前の間にあり、各駅停車しか止まらない代田橋駅。各停しか止まらないので店舗や住宅の家賃は少しお安め。その影響か飲食店として出店してくるケースが多い。
また、代田橋エリアは、世田谷区と杉並区、渋谷区に隣接していて、甲州街道や環七を一本挟めば隣の区になるエリアです。この区境が他の世田谷や杉並、渋谷にある街と違った独特の面白い雰囲気を作っている。

もちろん、しゃけ小島やてぃんさぐぬ花のように個性を持ったお店があることによって、どんどん面白い人たちが代田橋に引き寄せられているのもこれだけいいエリアになった理由の一つだと思う。

個人的には、渋谷区と世田谷区、目黒区に隣接する代々木上原/代々木八幡エリアも同じ区境という理由で、魅力的な街になっているのかなと思っている

陽気だけど、どことなく懐かしさを感じる代田橋エリア。テレビや雑誌に取り上げられるお店の多い街けど、気取らずいつも温かく来る人を迎え入れてくれます。
ぜひ代田橋へお越し下さい!キンミヤとマルスウイスキー、赤星でお出迎えしてくれるお店がたくさんあります。



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