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オーディオブックの誘惑

オーディオブックの魅力は何と言っても移動中に視聴できること。いろんな方面に移動していて電車に乗っている時間が長い身としては非常にありがたいですね。動画に比べてスマホを見てなくてもいいから首も痛くならないし、肩も凝らない。時々、BGMと化してしまうけど、印象に残るフレーズや新しい発見も多い。1日の移動で1冊聴き終わることもあります。
本を読むのも好きで、そういう時には電車移動が苦ではなくなる(むしろのんびりコースを選びがち)。オーディオブックはそこまでではないけど、歩いているときにも聴けるのはいいですね。

しかし、最近少し気になる思考が出てきている。

オーディオブックを聴いているとその本が欲しくなる

ということである。
何も見ていない中で耳に飛び込んでくるフレーズは刺激的で、気になるレーズや書き留めておきたい用語も出てくる。もちろん、再生を止めることもできるしバックグラウンドでも再生できるからメモアプリを起動することもできる。しかし、そうなると結局スマホを開くことになる。スマホを開かなかったとしてもメモ帳が必要になる。

なんというか、、そういう感じではないんですよね(個人的に)。

気になったことがあったときには聴きなおすし、同じブックを何度もリピートすることもあるけど、

そのうち、本で勝ってしまうんではないだろうか

自分が気になった、フィルターに引っかかった表現でそこに残っている。
「あー、これ聴いたからいいや」ではなく
「あー、これ聴いて面白かったから買おう」になりそう。

そもそも、、、それが狙いなのか?だとしたら私は見事に対象者なのだろう。そして釣果は見事なものである。まだ買っていないけど。

最初から文字で認識していたら、こういう感じにならないかもしれない。
斜め読みみたいな形で、なんとなく読んだ気分で終わっていたかもしれない。それだったら、見事に釣り上げてもらう方が自分にとっても都合いいかな。本2冊分よりは安いし、2回買う以上の成果は自分にはあるんじゃないかなと思う。

あるいは文字で読むよりも音の方が自分にとって入ってきやすいのか。
音楽聴いてても、歌詞の内容より音の方がインパクトがある。気に入った曲の歌詞を読んでみたら、あれ?ってことはよくある。

ちょっと違う気もするけど。。
色々なものの発達に感謝です。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。