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ラグビー調べ3:年代別加盟数

国際統括団体であるWorld Rugbyへの加盟は、ヨーロッパ地域の協会が最も多く、ラグビー人口もヨーロッパが最も多い。一方、ラグビーW杯での優勝は南半球の3ヶ国が6回中5回を占めている。

地域ごとの加盟数推移

やはり、第1回W杯~第2回の前年までの加盟数が区切った期間の中で一番多くなっています。データ自体が2014年に集計したものなので、直近の動向については把握できません。

年代別加盟団体の地域比率


ヨーロッパの占める割合が多いことが一目瞭然ですが、元々そのエリアにどれだけの協会があるのか、ということも当然関わってきます。

1995年

データにどれくらの影響があるかわからないけど、ラグビー界にとって1995年は大きな意義のある年になりました。
・第3回W杯での南アフリカの優勝
映画「インビクタス」の題材。人種隔離政策によって出場を認められていなかった南アフリカの、国際大会への復帰、そして優勝。残念な記録としては日本代表がNZに145点取られた大会でもあります。


・プロ化の解禁
それまではアマチュアであることを全面に出して、プロ選手を認めてこなかったラグビー界において大きな決断となりました。アマチュアリズムを語る上で印象的な事件?として認識しているのは故平尾誠二さんのお話。

今は高校野球(高野連)もかなり厳格ですが、ラグビーにもそういう時期がありました。日本は当時から企業に属しながらラグビーをする環境があったので仕事とラグビーを両立できる、という部分で魅力的な部分であったという話も聞いたことがあります。

現在、日本でのシーズンが他の地域とずれている影響もあり、世界的にもトップクラスの選手が来日してプレーしている姿も見られます。サッカーで言うならばメッシ、のような選手がプレーしていることもあるのです。


読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。