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ディープフェイクと闘う 「スロージャーナリズム」の時代

年末年始にメディア関連の本をいくつか読みました。
そのうちの一冊。

この本、タイトルは「ディープフェイクと闘う」なのですが、ディープフェイク(偽動画)がテーマの本ではありません😆

ディープフェイクの問題に限らず、メディア/ジャーナリズムが闘うべき現代的課題(その中にはもちろん古典的、普遍的な課題もあるのですけれど)を幅広く拾い上げたレポートです。ディープフェイクについても、そういった課題の一つとして取り上げられています。

現代のメディア/ジャーナリズムが置かれた現状を概観できる、よい本だと思います。

リテラシー教育について、宇野重規教授のことばが印象に残りました。

私は究極のリテラシー教育というのは、何らかの知的なお作法を学ぶことによって世界に広がるピアの一員に入れてもらうことであって、それはあなた自身を強くすることだという感覚がそこにあってほしいなと思います。

この引用だけ読んでも意味が伝わらないと思いますので、ぜひ本書を手にとって、読んでみてください😁

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