Kengo Hirabayashi

(・ω・)ノ

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最近の記事

㊙展

「㊙展」に行ってきました。 錚々たる参加クリエーター(👇)の制作過程や思索の跡をのぞき見ることができて、とても刺激的でした。 展示物を撮影した画像をSNSでシェアできる?ところで、会場には以下の案内がありました。 ㊙展の会場・展示物は撮影可能です。 展覧会で見たこと・感じたこと・考えたこと、 ぜひSNSで周りの人にシェアしてください! ※一部撮影不可の展示物があります。 このシンプルな案内で「よし」と判断したバランス感覚(と戦略)はすごいと思います。 展示物にはたく

    • 家族を想うとき

      駆け込みで。今月5本目。 ケン・ローチの前作「私は、ダニエル・ブレイク」で、主人公のダニエルは、いざというときに社会福祉制度を利用させてもらえませんでした。 今作で、主人公のリッキーは、プライドがあるから生活保護は受けないと言って、ギグ・エコノミーの名のもとに行われる搾取(extreme exploitation driven by what we now called "gig economy")に嵌ります。 二人とも、実直に生きてきたのに。 ラストシーン、本当にやる

      • コンプリシティ 優しい共犯

        上映前の劇場にはテレサ・テンの「時の流れに身を任せ」が流れているはずです。 できたら少し早めに劇場に入って音楽に浸ってから観てほしい、今月4本目。 青春映画技能実習生として来日するも、研修先から失踪し、不法滞在者となった中国人の青年が主人公です。 技能実習生の失踪についてもしご存じない方は、少し勉強してから観に行くとよいと思います。望月優大さんの「ふたつの日本 『移民国家』の建前と現実」を読んでから観に行くのもお薦めです。 そんな外国人労働者の問題を舞台装置に、ひっそりと

        • ディープフェイクと闘う 「スロージャーナリズム」の時代

          年末年始にメディア関連の本をいくつか読みました。 そのうちの一冊。 この本、タイトルは「ディープフェイクと闘う」なのですが、ディープフェイク(偽動画)がテーマの本ではありません😆 ディープフェイクの問題に限らず、メディア/ジャーナリズムが闘うべき現代的課題(その中にはもちろん古典的、普遍的な課題もあるのですけれど)を幅広く拾い上げたレポートです。ディープフェイクについても、そういった課題の一つとして取り上げられています。 現代のメディア/ジャーナリズムが置かれた現状を概

          さよならテレビ

          今年は映画館で映画を観たい🎥 週一回くらいのペースで観たい🎬 年初にそんな抱負をたてました。 いまのところ死守していて、今月の3本目。 ドキュメンタリーとは上映開始直後は、 身内の恥ずかしいところまで現実をしっかり曝け出していて、よいドキュメンタリー と、不遜な態度で観ていたのですけれど、しばらくすると、 果たしてドキュメンタリーは現実を映し出しているのか? という疑問が呈され、 これ、ホントにドキュメンタリーなんだろうか、作り込まれたフィクションなのじゃない

          さよならテレビ

          たね

          だいぶ前にジュリストに書かせて頂いた連載「知的財産法とビジネスの種」が電子版になっていたのでご紹介させてください🙏🙇 錚々たる執筆陣の末席に加えていただいて恐悦至極なのですが、タイトルの長さは、僕が一番でした🥇😁 記念に、拙稿「これだけはやっておきたい,スタートアップに必須の知財対応5つ」をupしておきますので、よろしければご笑覧ください😊

          おもい

          前回の記事で スマートニュースにかける想いは、また別の記事としてご紹介できればと思います。 とお約束したので書いてみます。 個人の尊厳と立憲民主主義 ちょっと大それた話になりますが、私は、 - 個人として尊重されたいし、そのためには他者も尊重するべきだ - そういう個人の尊厳に最大の価値をおく社会を実現する手段として、立憲民主主義は最も優れている - しかし、立憲民主主義は、人々の(制度に対する)信仰に加えて、寛容さと自制心がないと上手くいかない(寛容さと自制心をもって

          へんか

          はっしーさんから以下のようなメンションを頂いたので、返歌のようなものをと思いまして、書いてみます。 はじめに はじめにお断りしておくと、私のこれまでの働き方は上記で想定されているモデルとはいささか趣が異なるように感じますし、とても個人的な経験なので一般化できるものなのかちょっと自信がありません。 それでも、同時期に複数の職場に深く関わる働き方をしてきた私の経験とそこから私が感じたことが、誰かの働き方の参考になれば嬉しいです。 これまで これまでの私の略歴を知って頂いたほう