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あらゆる情報に対してバランスを取ろうとする意識が必要

情報のバランスが偏っていること。

それは様々な分野で常に発生すること。

意見として片側の視点しか見えていない事があり、もう片方の視点が抜け落ちている。

そのことにより致命的な弱点を事前に知る事ができず、気がついた時には手遅れになることもある。

そもそもの前提条件が抜け落ちることで、全てが逆側に解釈されてしまうこともある。

様々な溢れる情報に埋もれて、気がついたら大切な視点を見逃してしまう。

その結果としての一手が、逆効果としてのものすごい一手になることもあってしまう。

特に現代は情報が偏っていることに対して気がつく事がかなり難しい。

中立に物事を見ているようで、実は片側にかなり偏っていることも多くある。

動画のアルゴリズムにおいても、好みのものしか表示されないようになることによって、気がついたら無意識のうちに偏った意見になっていることも多い。

だからこそ、本当にバランスの取れた物事の見方が出来ているかどうかは常に自分自身に問いただす必要がある。




物事に対して偏った見方というのは、そもそも自分自身では気が付きにくい。

というのも、自分の意見を他の人と比べて見たときに初めて物事の見え方の違いがわかるようになるからこそ。

意見が異なる誰かと会話をしない限りは、そもそも自分自身の偏りに気がつく事は難しい。

だからこそ、多くの不特定の人と意見を交わす事はとても大切な事。

それによって、初めてバランスをとるためのきっかけを得られるのだから。



情報に対するバランスを取ることは、周囲や権威の意見に翻弄されにくくなるということにもつながる。

それによって、全てを中立に判断できるようになる。

権威による正しさと間違いに対してただ従順に従うのではなく、どの前提条件に基づいているのか含めてを考えるようになる。

その結果としてより自分自身にとっての成功や正解に対して、精度高い近づくこともできるようになる。

だからこそ、自分自身で常にバランスがどのような状態になっているのかを認識する必要がある。




世の中において正しいとされていること、間違っているとされること、それらについても常に逆側の意見や考えを取り入れ続ける必要がある。

時には難しいこともあるかもしれないが、その時に難しいと考えるポイントや引っかかることこそが、無意識のうちにか意見が偏っている思い込みである事が多い。

その領域をいかに見えるようにしていけるか。

そして見えるようにすることで、バランスを保つために必要な本当の考えの要素を見抜けるようになるかもしれない。

全てに対して情報のバランスを保つこと、そこからしっかりと判断できることほど、自分自身にとっての本物の正解であるものはない気がする。




ありがとうございました。

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