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家で里山を再現するのが里庭6「何年経っても綺麗な水溜りの作り方」

お庭まるごとビオトープにしちゃうのが里庭です。


ビオトープはその地域や場所に暮らしている昆虫や野鳥などの生き物たちが生活していける環境や空間といった感じでしょうか。

今回は水辺をご紹介します。

水辺は作りたいけど=水道代が・・私がつくっている池は全て雨水が溜まるだけですから一切の水道代はかかりません。溜水でも一年中透明度をキープしている夢のような池で魚たち(金魚、メダカ)が元気に過ごしています。早春にはカエルたちがやってきて大賑わいです。
信じられないでしょうが本当です。
里庭は造園会社さんや植木屋さんを頼まなくてもご自分で管理できるので管理費0円も魅力です。果樹もご紹介したように自分の背丈の大きさで沢山収穫できます。そして無農薬のですから安心です。

NKH趣味の園芸番組で里庭作りを柴田理恵さん鈴木福さん、三上真史さんと行いました。本格的なセットを野外につくって収録でした。池も作りました。素掘りした所に防水シートを貼って水を入れただけ。
番組を見られた方がいらっしゃると良いのですが。池の中に3センチほどの金魚を一匹鈴木福さんが入れました。餌も与えませんでした。
収録は2年続けました。この間の池の水は真夏の炎天下に水位が下がって水の補充した以外はいじりませんでした。池をつくった翌年の春にはヤマアカガエルが産卵にやってきました。
最初は半信半疑だっったスタッフや一緒に取り組まれた柴田さん、鈴木さん、三上さん。皆さんの驚きは本物でした。最終収録日。3センチだった金魚が全長10センチを超えていました。

全ての収録後の反省会にデレクター、プロデューサーの皆さんから「神保さんごめんなさい。実は水の入れ替えなしで大丈夫?最初は信じてませんでした。ごめんなさい」無理もないと思います。
実践するには植物の配置が全てです。それさえ出来ればどこでもご自分だけの水辺のお花畑ができます。「家で里山を再現するのが里庭1〜5」にご紹介してきましたが・・・・・

私たちが作り上げてきた里山そのものがまさにビオトープかもしれません。
今後も順次にご紹介させていただきたいと思います。


里庭には規模は小さいですが水辺、畑、果樹、樹林、お花畑があります。循環型の暮らしのパートナーとしてヤギ、ウコッケイ、ウマたちと暮らしていますのでこちらも順次紹介させていただきたいと思います。

三浦半島の移住先で作った水辺です(雨水です。濾過もしていません)
クロスジギンヤンマが産卵にきました
キジバトは日光浴、水浴びが大好きです。夫婦は一生連れ添います
オオシオカラトンボ(縄張りオス)
ショウジョウトンボ(オス)
シオカラトンボ(オス)
ヤマアカガエルの幼生(オタマジャクシ)の初期は植物食です(セリの葉っぱを食べています)
水底の石のコケに群がっています(ヤマアカガエル)
枯れ木のコケも大好きです(ヤマアカガエル)
アズマヒキガエルの幼生
タニシ(野鳥たちが連れてきたと思います)
どこから来たの?(イシガメ)
すっかり秋の里庭の水辺(住宅地で作りました)
小さな水場にでっかい鳥(アオサギ)がきます
アピール度が半端ないアオサギ。さすが日本で一番大きなサギだ〜
真夏の水辺です(三浦半島)
三浦半島の空は広いです

つづく

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