kenji_ozawa

ソムリエ。 日々食べたもの飲んだもの。

kenji_ozawa

ソムリエ。 日々食べたもの飲んだもの。

最近の記事

一双@博多駅

前日気になることがあって連日の再訪。 時間帯を変えて伺ってみたのですが色々合点がいきました。 ややネガティブな表現も含んでしまうので詳細は差し控えますが、こちらもとても美味しいお店ですがやはり田中商店が個人的に一番好みかも知れません。

    • 元祖長浜屋@赤坂

      博多華丸の細かすぎて伝わらないモノマネでお馴染み?のこちら。 今回宿泊したのは博多駅の近くだったので割と距離があります。地下鉄の赤坂駅から歩いて10分程度。 1952年創業。 元々は魚市場内で働く人々の間で人気が出たお店らしく早朝4時からの営業。伺った時はコロナの影響で20時まででしたが、普段は結構遅くまで営業しているようで店頭には”やれるところまで営業”との文言あり。 豚骨ラーメンに欠かせない替え玉もこちらのお店が発祥のようです。 店内はかなり独特でテーブル席のみ相席

      • 博多一双@博多駅

        今まで伺った博多のラーメン屋の中で一番好みの味わいのこちら。 前回は中洲の店舗に伺ったのでこちらの本店は初めて。 少し並んだのですが、並びの列ではキャリーケースを持っている方も散見され九州を代表する有名店なのだなという印象。そして並んでいる方の年齢層が20代前半が大半と圧倒的に若いのが印象的。様々な理由があるのでしょうが、東京のラーメン屋の行列のそれと比べるとアベレージで優に10才以上は若いでしょう。そもそも福岡若い人多いですよね。 若い方が多いお店の常で行列の進みや提

        • 一幸舎@博多デイトス

          博多で一際著名な豚骨ラーメンチェーンのこちらへ。 結構前に池袋にできた店舗に行ったことがあり、その時の印象は必ずしも良いものではありませんでしたが、2年程前に博多の店舗に地元の方に連れられていって印象が好転した経験があります。 今回食べた印象も良く、濃厚に炊かれた苦味を感じるような少し泡立ったスープに博多的細ストレート麺で美味しい。駅ビルのテナント店舗でありますがキッチンには大きな寸銅鍋が複数置かれ店内に博多系豚骨ラーメン屋のあの香りも漂っていたりして手抜きのない本格派。

        一双@博多駅

          海鳴@福岡空港

          福岡についてからすぐに伺ったお店。 空港からアクセスの良いところを検索してみたところ福岡空港にも東京駅のラーメンストリートのようなものがあるようでその中から未訪のこちらへ。意外と行ったことのあるお店が多かった。 頂いたのはこちらの看板メニュー、ラーメンジェノバ。 ジェノベーゼのパスタのラーメン版のこちらはスープにバジルペーストが混ぜられたものでスープからして緑がかっている。 スープの味わいとしてはクリーミーなポタージュ様の豚骨スープにバジルの風味が乗ったもので全く違和

          海鳴@福岡空港

          空港食堂@那覇空港

          宮古島から福岡に向かう途中乗り換えまでの時間潰しで立ち寄ったお店。 空港内のお店を一通り回ってみたけれどあまり刺さるものがなく...。 高いテナント料を払ってまで空港でお店を構えたいようなお店は結局ある程度の資本があるような会社になってしまうので現地らしさがあり魅力的なお店の誘致はなかなか難しい。 結局伺ったのは県民食堂。 コロナ禍で誰もいない国際線エリアの最深部でひっそりと営業をしていた。那覇空港ほとんどお酒を飲めるお店がなかったけれどこちらは大丈夫。 しかもピルスナ

          空港食堂@那覇空港

          大和食堂@宮古島

          東京から福岡に向かう道すがら一晩宮古島に帰った時のディナー。 大好きなこちらで一度やってみたかったオカズ飲み。 オリオンビールのつまみとしてゴーヤチャンプルーを頂きましたが、やはりこれ単品だとつまみ成分低めです。 以前から”つまみ”と”おかず”を分けるものには興味があり随時探求していますがゴーヤチャンプルーでいうと水分量の多さが仇になる印象です。もう少し体積小さく味わいの濃いものが卓上に並んでいて食べる方のチェイサー?としてなら活躍してくれると思うのですが。 ビールを

          大和食堂@宮古島

          餃子とタンメン 天

          羽田から宮古島に帰る際に時間が余ったので滑りこんだラーメン屋さん。 空港にしか存在しないナショナルチェーンでもなければもちろん個人店でもない謎の飲食店というものが沢山あり、積極的に食べたいとは思わないまでもどういったものなのかというのは気になります。 そんな動機で入ってみたのですが、こちら何年か前にきた事ありますね。全く同じ動機、文脈で入りどのような味だったかも入った瞬間に思い出しました。 今回注文したのは季節限定?のアサリと九条ネギのタンメン。1000円位の割と強気な

          餃子とタンメン 天

          田中商店@六町

          もう10年くらい通っているけれど不動の心のベストテン第一位はこちら。 もう相当数足を運んでいるけれどこの日は初めて一般的な夕食時間の19時頃に訪問。忙しい時間だったからか、今までに経験したことがないくらいバタバタしていた。ここ数年で組織が大きくなったこともあるのかも知れません。 そんなこともあってかこの日は田中商店として考えると必ずしもコンディションの良いものが提供されたわけではありませんでしたが、それでも客観的にはトップクラスの味わいです。 こちらの一番の特徴は粘性高

          田中商店@六町

          バンタイ@新宿

          新宿の著名タイ料理店 こんなところにあったのねという立地。 注文したのはセンミートムヤムクン。 日本人がビーフンと言って思い浮かべる細さの米粉の麺。 クルワンプルーン(4種調味料セット)は卓上にないので持ってきて頂いて甘くしたり辛くしたり酸味を足したり。 一般的なトムヤムペーストだけのトムヤムクンよりも異なる調味料を組み合わせた様子で丁寧な印象は感じたけれど、トムヤムクン、特徴を出すのがとても難しいですね。 飛び抜けて美味しいものをいつか食べてみたい。

          バンタイ@新宿

          蝋燭屋@銀座

          2年ぶり?の銀座の蝋燭屋の麻婆麺。 相変わらず安定感のある辛さ、痺れ、旨味。 四川的麻辣味が好きなので様々なお店の麻婆豆腐を食べてきたけれど、現地系のお店だとワイルド過ぎレストラン系のお店だと上品過ぎるように感じてしまい何気にこちらの麻婆の方向性が一番好みかも知れません。

          蝋燭屋@銀座

          キッチンABC@南大塚

          鳴龍を食べた後求めていたのはあれじゃ無い...と軽く落ち込みながら大塚を歩いていたら町の定食屋として名高いキッチンABCを発見。 事前情報も店の雰囲気もまさに今求めているものが出てきそうな匂いを感じてしばしの逡巡の後来店。 注文したのはこちらのシグネチャー(?)の豚からし焼肉。ここでのからしは洋でも和でもなく黒胡椒の意。 ヴィジュアルからして完璧なんだけれど実際に食すともうホント見たまんまの豪快な味わいで完全な美味しさ。白い粉と胡椒と塩分のバランスが完璧で余韻もキレがあ

          キッチンABC@南大塚

          鳴龍

          唯一未訪だったミシュラン1つ星取得店。 坦々麺がメインのお店なので坦々麺を頂きましたが、こちらの坦々麺は四川に寄せた辛くて痺れるタイプでも日本のホテル中華のクリーミーでリッチなタイプでもなく醤油ラーメンに胡麻と上品なラー油の要素を被せたような独特のもの。 品良く美味しいのですが、一つ星獲得店4店を巡って星を獲るようなラーメン店の目指す方向性は自分には致命的に合わなかったと感じます。 それは"行列に長時間並んで多大な期待値と相応の緊張感を持ってラーメンを食べる"という導入

          杉田家@新小杉

          本家直系の現存する一番弟子の方がやられていて、濃さや塩味に偏らない吉村家と同じスタイルで吉村家以上と評する方も多いこちら。 今回訪問するにあたってyoutubeで店主の杉田さんが吉村家で修行する密着ドキュメントを改めて見ましたが何度見ても今では放送できないであろう凄い映像。 かなり前から行きたかったのですが東京から新杉田は中々遠い。開店時間少し前くらいに着くことを目指して明け方首都高に乗り込む。 目論見通り開店時間の5時5分前くらいに着いてお店の反対側の道路に車を止めて

          杉田家@新小杉

          IEKEI TOKYO

          個人的に王道家系のラーメンの味筋の方向性はある程度把握できたように感じていてそしてそれは個人的にあまり好ましくない傾向なのでもうしばらく足を運ぶことはないだろうなと思っていたのですが家から比較的近くなのとネットでベタ褒めしている意見が散見されたので訪問。 様々な意見がネット上にはありましたがこちらは正しく王道家系の家系ラーメンでそれ以外の何者でもありませんでした。醤油の塩味がかなり立っているのも強く炊かれて比較的酸化度合いが強めで色が濃いのもチャーシューが美味しいのもニンニ

          IEKEI TOKYO

          神道家@梅郷

          SUSURU TVで激賞されていたので訪問。王道家の系列店。 訪問した日に限っていうと味わいの構成についてはほぼ本店と同じ。働いている方が本店よりもかなり若い方で構成されていたことが印象的。 今回今までに訪問したことのない家系の有名店を立て続けに訪問してみて自分が好きなのは家系の味わいというよりかは吉村家の味なのだと感じました。もう少し他のお店も訪問する予定でしたがある程度自分の中で結論が出たのでこちらで終了。 個人的に吉村家よりも濃い方向に寄せた現在主流の家系ラーメン

          神道家@梅郷