なぜ都庁の若手・中堅職員の退職が増加しているのか(その2)
前回、都庁の中堅若手の退職者増加について記事を書いたのちに本業が忙しくなり、更新ができておりませんでした。
ようやく少し手が空いてきたので続きを書こうと思います。
(なお、続きものなので、前回記事より読んでいただけるとありがたいです。)
組織風土に対してどのような不満があるのか
縦割りが強すぎる
令和5年度の東京都職員定数条例の定員は 32,756人となっており、
これほどの巨大組織で運営し、かつ多様化する行政にニーズに対応していくには縦割りにならざるを得ない部分はありま