見出し画像

39歳になりました。

東京オリンピックに感動する日々を送る中、39歳になってしまった。上の写真は、2015年に僕がマレーシアに来て初めての誕生日の頃に撮ったものです。このうち2名の社員は今もうちの会社の中枢として頑張ってくれています。

パンデミックが始まってこの1年間はほとんど家にいたので、写真も少ないし、時間の流れを感じませんでした(ただですら、マレーシアは季節感がないので尚更)。子どもたちもオンライン授業がメインとなり、家族で過ごす時間がこれほどできるとは、今までの生活からすると考えられませんでした。

当社は6月決算。20年度はコロナで最悪な状態となりましたが、21年度はなんとか持ち越してグループの当初目標も達成をすることができました。

さて、先週、メンバーの合宿があり、そこでこんな話をしました。

図1

みなさんは、この空白に何が入ると思いますか?


図2

そして、こうなっていくと、

図3


SNSの浸透により、多くの人が「自分が読みたい情報」を追いかけるようになった。自分にとって都合の良い情報だけを取り込んでいると、いつからか自分の「正しさ」が偏ってくる。
マスコミの発する情報にも、これまで以上に流されがちな世相を感じます。僕は中国にいた頃、いちメディアの情報は鵜吞みにせず複数のメディアを見ることで判断するという習慣が身につきました。
だからこそ、「不変的な価値観や考え方というものが必要になってくる」と伝えました。

僕は35歳の時に、不変的な軸をつくろうと、以下のように自分が生きるミッションを決めました。それは、毎年自分の誕生日に更新をしているようにしていますが、いったん今まで毎年同じ内容です。

図4

未来のことなんて誰にも分からなくて、むしろ、詳細にして方向性を絞ることが自分にとってはリスクだと思っていました。そのため、目の前の人を幸せにするということを第一に今までやってきています。個人ビジョンみたいなものもあえてつくっていません。社内外からよく聞かれるのですが、「40歳まではつくらない。40歳になったら夢をつくるのが僕の夢」と話してきました。

しかし、もう40歳に近づいてきました。
これから1年かけて、さらに考えを深めていき発信もしていきますが、同時に、今のメンバーと共に働けていることが僕は幸せなので、彼らの育成を中心にさらに良い会社づくりをしていきたいと思います。

アジア各国で撤退や縮小、他にもパンデミックにおける分断された社会で暗いニュースも多い中、各法人の平均年齢が30歳前後と若いメンバーで構成されている日系企業はアジア各国で僕らだけだと思っています。

周りでも多くの人たちが帰国しました。

でも、「海外で働くことが楽しい」という価値観をもったメンバーと共に、ワクワクする未来をつくっていきたいと思います。

それが、2年前に言語化した僕たちのミッションです。

【世界中の幸せを求める人々と”Wonderful”な未来をつくる。】


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?