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こんなときは未来を予測してみる。

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先月ランカウイ島に行っていました。飛行機に乗ったのはロンドンに行った1月以来。久しぶりの旅行はいいですね。

さて、コロナの影響で不安な日々が続いていますね。僕も悶々と考えることが多く、まだ1,2年はこんな状態が続くと思うので、そんな時は少し先の未来を予測して動いてもいいのではないでしょうか。

まず、世の中はどうなっていくのか?という観点です。

僕の前職の先輩で、今も尚メンターとしてサポートをしてもらっている夫馬さんの「ESG思考 激変資本主義1990-2020、経営者も投資家もここまで変わった 」やデータでわかる2030年 地球のすがたという良書を読み、一緒にウェビナーもさせてもらった僕なりの見解です。


コロナがどうこうではなく、現実的に起きる事として、まだまだ多くあるのですが、わかりやすく以下の内容が記載されています。


・大きくディスラプション(disruption)が起きる。

ディスラプション(disruption)とはデジタル領域で使われる事が多いが、破壊や崩壊を意味します。AI云々ではなく、産業自体のディスラプションが何か、どうするのかが問われていると思います。

この「データでわかる2030年地球のすがた」 には以下の観点でまとめられています。
・【気候変動】顕在化した気候変動の猛威、
・【農業】迫りくる食料危機の実態、
・【森林】消える森林と食品、
・【水産】食卓から魚が消える日
・【水】水をめぐる社会紛争
・【感染症】感染症の未来
・【パワーシフト】世界のパワーシフト
・【労働・人権】サプライチェーンのグローバル化と人権問題

2030年のメガトレンドとして気候変動はどこにも書かれていて、これは世界に影響が出ていますよね。
温暖化の背景には温室効果ガスであるメタンや二酸化炭素が影響をしています。特に石油を基軸にエネルギーの構造を構築してきた近代・現代は石油への依存が強い。これにはプラスチックごみ問題も含まれる。
先進国から東南アジア諸国に輸出されたプラスチックごみは、焼却施設が足りないことや環境問題への教育不足から埋めたてや投げ捨てられ、環境汚染につながりは。また、焼却設備外で燃やされることで有毒ガスが発生し、これも地球温暖化につながる。使い捨てプラスチックは減るどころか、このコロナ禍でどんどん増えてさえいる。


このままいくと地球の気温が上がり、超巨大台風が頻繁に発生し、多大な被害を受け、損害保険が成り立たない、なんてことも出てくるでしょう。エネルギーにおけるディスラプションが今後も進んでいく。なのでこのエネルギー分野に投資がどんどん集まっていくのではないかなと思いますし、そうなってほしいですね。


コロナで経済か?命の安全か?とい議論が挙がり、短期的な目線になりがちですが、コロナが収束しても長期的には経済か?地球の命の安全か?という問題は継続し、これを両立できる産業しか残らなくなるでしょう。それを投資家はすでに知っている。だから、ESG分野がリーマンショック以降求められ、Multi National Company (多国籍企業)は、サステナビリティを実現するために構造改革を行い、そのサスティナビリティの指標がどんどん出てきたのでしょう。

まさに渋沢栄一の「論語と算盤」。

今回は気候変動について僕の理解を少しだけアウトプットしました。ちなみに当社は使い捨てプラスチックの仕様を減少させるために、マイストロー、マイボトル、マイバッグを販促品とし、社内でも社外でも展開をしております。こちらは過去のリリース

ちなみに我が家でも草の根ながら、使い捨てプラスチックを減らす取り組みはしています。写真はコンタクトレンズのケースをためて、日本のアイシティでリサイクルをしてもらっている、という一例。

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つづく。(かも)

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