この恵まれた環境に気が付かない惰性者
眠い。
ここ近年の「内定率」って知ってる?
たしか去年(19卒)が95%前後で、今年も6月(20卒)の時点で70%の人が内定を貰えているらしい。
多分今年も90%には乗りそう。
日本は良い国だ。
大学受験ミスっても大学生で頑張ればいい企業にいける。
遊び呆けても内定がもらえる。
隣の韓国と中国とかヤバいらしいよね。
もう大学受験で人生が決まってしまう。
そこでミスった人は将来の希望が狭まってしまう仕組み。
そのまま生きていてもお金ももらえないし、良い人生を手に入れられない。
だからみんな「起業」するんだって。
もう逆転するにはこれしなかい。
日本人は中国人のこと馬鹿にするし、自分たちより下と見ている人が多いけど、明らかにGDPでも出ているように日本は負けているんだよね。
technologyの分野もそうだし、何より日本は中国と違ってグローバルで戦えてない。
日本は良い国だ。
内定率という数字で明確に出ているように、僕たちには「就職」という
セーフティネットが用意されているも同然。
加えて一括採用の廃止で誰もが就職するチャンスが広げられた。
世界で一番チャレンジが許されている国かも知れない。
でもそれを知る人間はあまりにも少ない。
知ってても自分のコンフォートゾーンが気持ちよすぎて出ようとしない。
別に「起業」するのが正解という話ではない。
チャレンジしたい人がチャレンジしないことに問題があると思う。
こんなにも恵まれた環境に生まれて。
すごくもったいない。
世界には約75億人の人がいて、
僕たち日本人は1億人
「人類」という枠で見たら75分の1
世界にはたくさんの生き物がいて
おそらく全世界の人口の何十倍,何百倍の総数
「生命」という枠で見たら何千,何万分の1
そんな確率で僕たちは日本人に生まれた。
宝くじが当たらない事なんて取るに足らないんだよね。
もう僕たちは既に奇跡を引いてしまった。
恵まれない環境に生まれた人はたくさんいる。
恵まれた環境に生まれた人もたくさんいる。
みんなそれぞれ事情を抱えながら生きていかないといけない。
僕たち日本人には日本人なりの事情がある。
でも大事なのはミクロで見るのではなく、こうやって世界規模のマクロの視点で見る事。
そうすれば自分の可能性に気づける人は増えるのかもしれない。
僕たちは良い環境にいるよ。
それに気づけた人から、チャレンジしたい人はチャレンジしたらいい。
起業した友達は僕にこう言い放った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?