ねこはとても偉大です。大きな存在です。

というのも、実は4年ほど前から自分は起立性調節障害という自律神経のバランスが崩れてしまう病気を患っており、発症した当初は不登校になってしまい心身ともに苦しい生活を送っていました。
そんな時、我が家に新しい家族がやってきました。名前はそらです。実はその頃まで自分はずっと動物に興味がなく、また嫌いでもありました。最初は正直ビビってしまって、中々慣れることができずに気が落ち着かない状態でいたのですが、不登校になってひとりで家にいる時間が多くなると、その感情は次第に変わっていきました。そらがいるだけで気持ちが前向きになれたのです。
ねこは特に人間に何かをしてくれるということはありませんが、病気で苦しい中ひとりで家にいる時に支えてくれたのがそらです。気持ちが滅入ってしまいそうになる時、いつもそらの存在によって助けられていました。
これはとてもすごいことだと思います。もちろんそら自身は飼い主を助けているなんて思ってもいないでしょうが、だからこそすごいです。今思うと、そらがいなかったら自分は病気を乗り越えられずに挫折してしまっていたと思います。セラピー犬ならぬセラピー猫です(笑)
近年、日本でねこを飼う人が増えているのもこういう理由があるのではないかと思います。混沌としているこの社会で、多くの人が何らかの病気やストレスなどを抱えており、その緩和をしているのがねこの存在だと思います。もはや国単位で多大な貢献をしているのではないでしょうか(笑)
ちなみに今現在も自分はこの病気を患っておりますが、少しずつ回復しています。そして今ではそらの他に2匹新たにお迎えしたねこがおります。うちの家族は3匹のねこに支えられ、また3匹のねこも自分たち家族に支えられ、大切な家族の一員になっています。

ありがとう！そら！

(写真:そら)

#ねこ #ねこ写真 #癒し #心の支え