現代の廃藩置県と松下村塾の必然
現代における廃藩置県とは江戸から明治への移行期には、松下村塾などの私塾に、各藩の下級武士が集まり、「次の社会を考察する軸」と「仲間」を作りました。彼らがバラバラに各藩にいて、「何かおかしい・・・」と思うだけでは、明治維新とはならなかったでしょう。共に学ぶ場があったがゆえに、江戸の世に、明治の世を想像できる者はほぼいなかったにも関わらず、彼らは新しい時代を切り開く原動力となっていきました。平成から次の時代への移行期。近代150年が終わる時代。こういう場が必要であり、歴史の転換点