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【マクロ経済スライドの発動🔥】物価上昇に追い付かず、実質目減りしてしまう公的年金の支給額💴:English News✨2024/01/20


今回の英語ニュース📢

Japan to Raise Pension Benefits 2.7 Pct in FY 2024

Japan will raise public pension benefits by 2.7 pct in fiscal 2024 starting in April, up for the second straight year, the welfare ministry said Friday.

The size of increase will be smaller than that of consumer inflation because the ministry will activate what is called the macroeconomic slide mechanism to curb benefit payments to help stabilize pension finances.

The revision, to be reflected in benefits from April, will mark the biggest rise since the 3.3 pct growth scored in fiscal 1992.

"The macroeconomic slide is a mechanism to make the public pension system sustainable for the future. We want the public to understand its role," welfare minister Keizo Takemi told a press conference.

Japan revises pension benefits every fiscal year to take into account changes in prices over the past year and wages over the past three years.

https://sp.m.jiji.com/english/show/30800
https://sp.m.jiji.com/english/show/30800

英語トピックス👍

raise ~をあげる
public pension benefits 公的年金の給付
curb ~を抑制する
stabilize ~を安定させる

make the public pension system sustainable 
公的年金制度を持続可能なものにする
✅make O C: OをCのようにする

take into account ~を考慮する

Key Sentence🔑

The size of increase will be smaller than that of consumer inflation because the ministry will activate what is called the macroeconomic slide mechanism to curb benefit payments to help stabilize pension finances.

厚生労働省は年金財政の安定化を図るため給付金の支払いを抑制するという、いわゆるマクロ経済スライドを発動するため、年金の上昇幅は消費者物価上昇率よりも小さくなるだろう。

この記事に対するコメント💚

厚生労働省は19日、2024年度の公的年金の支給額を前年度から2.7%引き上げると発表しました。
このような増額は、2年連続となります!
加えて、支給額の伸びは1992年度(3.3%)以来、32年ぶりの高水準となったそうですね📝

なお、前回に続いて、年金財政を安定させるため給付を抑える「マクロ経済スライド」を発動しているそうです。

そもそもマクロ経済スライドとは、現役人口の減少や平均余命の伸びに合わせて、年金の給付水準を調整する仕組みのことです。

例えば、物価や賃金が上昇しても、上昇した割合に比例して年金額を増やすのではなく、スライド調整率によって幾分下げた割合を年金受給額に適用します。

そして、スライド調整率とは年金給付額を決定する際に用いられる割合のことで、公的年金被保険者の減少率と平均余命の延びを考慮した一定率を合算して求められます。
ちなみに、2025年までは平均0.9%と推計されています📝

なお、物価や賃金の上昇率が大きくないときは年金受給額の調整が行われないので、スライド調整も行われません。
反対に、今回の記事のように物価や賃金が増加したときには、スライド調整なしに年金受給額の増額が行われます。
※詳細は、以下のサイトからご確認ください!

以下では、公的年金の基礎知識を一緒に確認しましょう。
公的年金は、国民年金を1階、厚生年金を2階とする「2階建て構造」となっています。

https://www.daiwa.jp/products/fund_wrap/online/column/old-age/021/

この図のように、厚生年金被保険者は国民年金にも加入しています。
よって、厚生年金被保険者は、老後に老齢厚生年金と老齢基礎年金という2つの年金の受け取り資格を保有しているのです✨

本日の解説はここまでとします!
ご自身の老後のことなどを考えながら、お金のやり繰りをしていくことが大切なように思います。
しっかり金融リテラシーを身につけながら、それを日常生活に繋げていくことができるように頑張っていきたいです。

前回ご紹介した記事📑

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そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

最後までご覧いただきありがとうございます💗

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