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【日商簿記2級レベル】基礎的な仕訳演習(商品売買・現金預金) No.1 エッセンシャル会計学✨


会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。

今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖

今回は、日商簿記2級での得点力を高めるための「仕訳例題」を演習していこうと思います。
ぜひ、基礎的なポイントからご確認ください!

「商品売買」の例題

①当期中に掛けで仕入れていた商品500円について、割戻100円を受け、残額は現金で支払った。

①解答
買掛金:500 /仕入:100
        /現金:400

この問題のポイントは、仕入の割戻しです。
仕入の割戻しに対する仕訳は。「仕入(費用)の取り消し」となりますので、貸方に記入します📝

また、買掛金の支払いは「買掛金(負債)の減少」ですので、借方となります!

②商品1,000円を掛けで仕入れた。
なお、商品売買の記帳方法は売上原価対立法で処理すること。

②解答
商品:1,000 /買掛金:1,000

売上原価対立法とは、商品を仕入れたときは商品勘定の借方に原価で記入し、これを販売したときは売上勘定の貸方に売価で記入するとともに、その商品の原価を商品勘定から売上原価勘定に振り替える方法となります📝

「現金預金」の例題💴

③決算に際し、銀行の当座預金口座の残高と当社の当座預金勘定残高の確認をしたところ、1,000円の差額が生じていた。
原因を調査したところ、広告宣伝費支払いのために振り出した同額の小切手が手許に残っていることが判明したので、この修正のために会計処理を行った。

③解答
当座預金:1,000 /未払金:1,000

この問題のポイントは、未渡小切手の会計処理となります。
未渡小切手の場合、借方において当座預金(資産)の増加となります。
なお、既に発生している広告宣伝費を減らすことは適切な会計処理ではありませんので「未払金」となります。

④当社の帳簿上の当座預金残高と銀行残高証明書の残高に差異が生じていた。
その原因を調べたところ、買掛金支払いのために振り出した小切手2,000円(振出時に記帳済み)が決算日において、金庫に保管されたままだった。

④解答
当座預金:2,000 /買掛金:2,000

この問題のポイントは、未渡小切手への会計処理です。
そもそも、未渡小切手とは、取引先に渡す予定で振り出したにもかかわらず、渡せないままになっている小切手のことです。

まず、買掛金支払いのための小切手が未渡しになっています。
これは、まだ買掛金が支払われていないということです。
したがって、買掛金の増加(貸方)となります👀

そして、未渡小切手において当座預金は減少していません。
そのため、当座預金の増加(借方)が正解となります。

⑤かねてより所有している株式会社Xの株式について、同社から株式配当金領収証20,000円が郵送されてきた。

⑤解答
現金:20,000 /受取配当金:20,000

配当金領収証に対する会計処理ですが、これは「通貨代用証券」となりますので「現金」の増加(借方)となります。

そして、配当金の受け取りとなりますので
貸方に「受取配当金(収益)」の増加を計上します!

本日の仕訳例題の演習はここまでとします!


なお参考資料は以下の通りです。

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今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

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まとめさせていただいてますが
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