空手道場を続ける理由②

こんにちは。拳心會館の館長をしている横山です。noteを心機一転はじめました。noteでは、通っていただいている生徒さんに向けてのお便りという意味も込めて、空手をはじめとしたノウハウもですが、僕が道場をしている思いなどを書いています。

■しんどくても自分を信じてやり続ける


大学生で勉強しながら、アルバイトしながら、
空手の先生しながら、子育てしながら、
正直、大変でした。

でも、好きなことをしてるので
大学卒業後も就職することなく、空手の道場を経営することを選びました。
一人ひとりこんな僕にも生徒として習いたいと集まってくれて、
支部も少しずつ増えていき、早朝から夕方までバイトしながら、
夜は空手のスタイルを続けて気づくと道場生が100人になっていました。

そして念願の常設道場を
2012年の春設立することに至るのです。

しんどいし、正直誰も助けてくれない、笑顔で応援してくれるのは妻だけ。
でもそれで良かった。しんどくても自分と自分を信じてくれる人のためにやり続ける。
そうすれば道は開けるんだと、頑張ってるみんなに伝えたいことの一つでもあります。


■挑戦の日々へ


最初に出場した他流派試合、こどもたちはボコボコにされた。
2回目、3回目、会場内からヒソヒソと聞こえてくる。

『あそこの選手と対戦したら勝てるからラッキーやな』と。
自分のことを言われるより悔しかった。

でもそれ以上に出場している子どもたちに勝たせてやりたい。
下向いている子たちに自信をつけてあげたい。

それが僕の心に火をつける燃料でした。

ここから技術的な研究はもちろん、少しずつ心理学の勉強も始めた。
やれるものはすべてやろうと思って、取り入れていきました。

そして気づけばチャンピオンを累計79名を輩出
本当に子どもたちは純粋で真面目で真摯に取り組んでもらっています。

子どもたちを近くで見て一緒に成長できる空手の先生は最高にしあわせだと思っています。
そしてこの道を選んで正解だと思っています。

応援してくれる人がいるからこそ頑張れる。
先日幕を閉じたオリンピック・パラリンピックのアスリートが声を揃えたかのように言っていたのは
「感謝」でした。

僕も小さな世界ではあるけれども、そこから巣立っていく子どもたちが
自分を変えられる、そしてその子の世界が変わるような助けに少しでもなればいいと思いながら、
稽古にともに励んでいこうと思います。


拳心會館では、これまで3000人以上の方と関わらせて頂いた経験と学んできたことを元に『武道・格闘技の楽しさ』を発信しています。お子様から一流の経営者まで自分に打ち克つことをテーマに日々練習、指導をさせていただいております。気になった方はこちらから

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