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マネジメントなら絶対に身に付けたい「ほめる」スキル

こんにちは。
「時短で急成長」がテーマの研修会社のマーベリックです。

今回は「部下の成長」についての記事です。

自分が実際に一番伸びた「ほめ方の正解」を書いています。
マネジメントや部下がいる方は、是非読んでみてください。

マネジメントの悩みとして、部下をどんな教育で成長させたらよいのか? という難問があるのですが、1つ明確な答えがあります。

それは「ほめること」です。

なぜほめることが劇的な成長に結び付くのか?を私の実例でご紹介します!

まず「ほめる目的」とは、なんでしょうか?
それは、ほめることが、人の成長を促す最良の手段になるからです。

人は、
・憧れている人にほめられる、認められる
・社内外で成績を残す、受賞する
・お得意様、消費者など、第三者から感謝される

など、自分以外の第三者から 評価を受けることで、
初めて自分で自分を認めることが できるようになります。

多くの社員はその成長において「セミプロ」で停滞をしてしまいます。

「セミプロ」とは、普段の業務は問題なくこなせますが、事業を自ら創造するまでには至っていない、あと一歩の社員のことです。

「セミプロ」を事業開発ができる「プロ」に押し上げたい。

そんな時に、マネジメントからのほめる、認める、の出番なのです。

具体的な事例として、私がかつて上司から言われて、成長の原動力になったエピソードをご紹介します。

ある非常に複雑なフローの業務をノーミスで 2年間ほど続けていたところ、 社内で評価が上がっていたようで、ある日上長と2人だけでバーなどをハシゴし、 帰りのタクシーの中で、不意に「〇〇の業務はもう極めたんじゃない?」とほめてもらった時です。

お酒を飲んで本音が出やすくなっている状況で、決してお世辞ではないタイミングで、「極めている」という表現で評価を貰ったことで、私は仕事に一層磨きがかかり、プロフェッショナルになるという感覚を身に付けることができました。

深夜のタクシーという密室で、ほめのシチュエーションとしても最高でした。
このように、ほめる際はTPOを選ぶと、その効果は倍増します。
またその上司は、普段からとてもフラットな人格の持ち主でもあり、常に部下を気にかけてくれるタイプで、普段から信頼している人でもありました。

やはり普段から信頼関係があると、素直にアドバイスなどを聞きやすくなり、 態度変容や行動変容が起こりやすい状態のため、さらに嬉しさは倍増します。

第三者からのプラス評価は、仕事に対する意識を洗練し、結果として仕事に磨きがかかり、ステージが1つ上がります。
そのゾーンに身を置いて仕事をすることが プロフェッショナルなのです。

人は変わってくれと頼まれても、 なかなか大きなきっかけがないと、自分から変わることはできません。

ですが、上司がほめることで、その自覚を促すことができるのです。
本人に能動的なスイッチを入れる上でも、ほめることはとても効果があります。

このように、ほめの最大効果を狙って、
・普段の信頼関係
・タイミング
・シチュエーション
・言葉選び

を考慮して、最高のほめをマネジメントとして、プレゼントしてあげましょう!

研修会社をお探しの際は、ぜひお問い合わせくださいませ。