見出し画像

モックで説明するにも限界がある

既存事業担当の後輩が、デジタル系のサービスについて
コンペまで案件を育ててくれました。
去年の8月ごろから、入念にヒアリングをしてくれたおかげで、コンペまでたどり着いた。
しかもかなりの大型案件。
とれたら今期目標の60%クリアとなる。

開発担当も浮足だっていました。
冬には新機能の画面も見せれる!
と、DIDXの部署から既存事業の方々にはお伝えしていました。

普段はほぼ全ての業務を私に任せてくださっている
DIDX部門の上司も、流石に重い腰をあげて
会社一丸となってコンペに挑みました。

・新サービスはこんな機能がつきます!
・こんなことが新しくできるようになります!
・バージョンアップするとこうなります!

ありったけの、明るい未来の話をお客様にぶつけました。

結果、
御社のこれのらの機能より他社の今ある機能で充分かな
というのが、お客様の結論でした。

DIDX部門が用意できたのはモック
お客様や既存事業の担当が想像していた
新機能見せます!と、モックは、かけ離れていたんだろう。

そりゃ、お客様からしたら、モックという名の紙芝居より既に動いてる他社のサービスのほうがよく見えるよな。

敗因をしっかり考えなければ、
次、同じような案件で勝てない。
これは完全にDIDX側のスケジュールミスだと、私は思う。
開発と営業の求めるスケジュール、ここのすり合わせができていなかった。

・モックだとしても、お客様に期待感を持っていただけるようなプレゼン
・今日はモックなので、開発遅れた場合に、◯ヶ月分の料金はいりません!
営業サイドでも他にできる対策はあったかもな。

でもごめんなさい、今日だけは言わせてほしい。

開発が遅えんだよぉぉぉぉぉ
モックじゃ限界だよぉぉぉぉぉ
少しは申し訳ない感じ出せよぉぉぉぉぉ

開発と営業の狭間で、
DIDX担当者の想いは揺れるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?