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【目標を持つことは難しい?】最初は目標を持てなくても大丈夫 #1159

おはようございます。
春のパン祭りでラストスパートをかけている森下です。
#お皿2個が目標

目標がない、やりたいことがないけど、何かしたいと悶々としてる人は、まずは気軽になんでもやってみたらいいんです。というお話。

<やりたいことがわからない>

育成年代の子どもたち親御さんと接していて、よく「やりたいことがわからないんですけどどうしたらいいですか?」「うちの子なにも目標なくて。大丈夫なのでしょうか」という質問をもらいます。

もちろんその質問についてはなるべく寄り添って答えてるつもりではありますが、僕はというとあまり「やりたいことがない」という経験はしたことがないんです。

というのも、物心がついた頃から水泳をやっていて「速くなりたい」「オリンピックに出たい」と思っていたし、

キムタクが出ていた「HERO」を見た後には検事になりたかったし、「海猿」を読んだ後には海上保安官になりたかったりしました。

そんな感じで、影響されやすいのと根拠のない自信があった(あんまり考えてなかっただけかもだけど)もので、比較的常に「こうなりたい」は持っていたように思います。

やりたいことが見つからない人と、やりたいことを見つけられる人の差は何かを考えた時に、大きな要素が2つあると考えてます。

それは「好奇心(興味を持つ力)」と「成長思考」です。

<興味から始まる>

好奇心とは自分の知らないものや、珍しいことに興味・関心を持つことです。

つまり、すでに知っていることや当たり前のことには興味・関心は生まれにくいということ。

確かに子どもを見ているといろんなことに対して好奇心旺盛です。散歩をしてると虫やら植物やら石ころ拾ったりとかで、なかなか先に進みません。

大人からしてみたら、そんな普通の光景では当たり前にスルーしてしまいますが、子どもにとっては知らないことだらけなので、興味、関心が高まるものばかりなわけです。

成長するにつれて、知識や経験がだんだんと増えると、当然ながら当たり前のこと、知ってることは増えていきますから、興味関心を持てるものも少なくなってきます。

通学や通勤は大体毎日同じルートだし、タイムスケジュールもそんなに大きくは変わらない。そんな日々をこなしていく生活をずっとしていたら、なかなか興味を持つものが見つからなくなってしまうのは仕方ないっちゃ仕方ないですよね。

目標や夢というのはその興味が大きくなっていくことで生まれます。

なので、いきなり目標を持つ必要はないんです。というよりもいきなり目標を持とうという方がそもそも難しいんです。

なので、まずはどんどん興味があるものに触れていくことが大切です。

興味があるものと言うとハードルが高いと思う人は、「気になるもの」を見に行ったり、「行きたいところ」に行ってみたり、「やりたいこと」をやってみるくらいの感覚でいいと思います。

やってみて、飽きたりそれほどまでじゃないなと思ったら、それはそれまでで次に興味が出たものにチャレンジしてみればいい。そんな感じで気軽にやってみたらいいんです。

すると、そのうちに「もうちょっとやってみたい」「もっとできるようになりたい」というような気持ちが出てくるものがあるかもしれません。

そしたらそれをもう少し掘り下げてみる。探求は好奇心、遊びの中から生まれるんですね。

「もうちょっと、次はあそこまで」「悔しいからもっとやってみよう」という感じで遊びの中からだんだんと目標を作っていけばいいんです。

遊んでる時は、それが何の意味を持っているのか、それが何の役に立つかなんて正直どうでもよくて(特に考えてなくて)、ただ楽しいからやっているわけです。

最初から誰かによく思われようとか、誰かの役に立とうなんて思って取り組んでたら、うまくいかなかった時にしんどくなって、続かなくなってしまうのがオチ。

興味があるものをやってみて、だんだんとハマっていけば次第に熱が高まっていきます。

<可能性は無限大>

目標がないというよりも、無意識か意識的にか目標をあきらめてしまってるパターンもあります。

やる前から無理だと、自分の可能性に蓋をしてしまってる状態です。

これは自分で蓋をしてしまうパターンもあるし、周りから「そんなの無理に決まってるじゃん」とかなんとか言われたりして、蓋をしてしまうパターンもあります。

結局、チャレンジする前からあきらめてしまうわけですが、そうなるのは「自分の現時点での能力」から目標を決めているからなのです。

今の自分は能力が低いからどうせ無理と思ってしまってるわけですね。

そうなってしまうのは、才能は生まれつきのもので努力をしても変わらない(固定思考)というマインドセットになっている可能性が高いんです。

すると、努力をしたってチャレンジをしたって無駄だから、やる前から諦めるという選択をしてしまう。

でもそういう考えをしてしまう人にも、出来なかったことが出来るようになったことや、成長してきたことはたくさんあるはずなんです。

自転車だって乗れるようになったはずだし、掛け算だって出来るようになったはず。他にもたくさんのことが出来るようになったはずです。

そうやって出来るようになったことには目を向けずに、出来ないことばかりに目を向けていたり、他人と比べて優劣をつけていたりすると固定思考になりやすくなります。

出来るようになったことに目を向けて、小さな努力で小さな成功を積み重ねていくことがとっても大事です。

頑張ればできるようになる!と思えるようになれば(成長思考)、現時点での能力が低かったとしても、自分らしい努力の方法を探っていくことができます。

目標は現時点から考えていくのではなく、ゴールから逆算させていくことが大事なんです。

ゴールから逆算して、そこに辿り着くためにはどんな努力やチャレンジが必要か、どれくらい成長すればいいか。

そこに意識が向けば、あきらめてしまいそうな夢や目標にも進んでいけるようになるはずです!

<まとめ>

① いきなり目標を持つ必要はない。まずは興味があるものに触れていくことから始まる。

② ゴールから逆算して、そこに辿り着くためにはどんな努力やチャレンジが必要か、どれくらい成長すればいいかに意識が向けば、あきらめてしまいそうな夢や目標にも進んでいけるようになる。

興味を持つためには、なんでだろうと疑問に探究心も大切です。そのあたりの想像力を作っていくためにはどうすればいいのかも、そのうち書いていければと思います。

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(7歳)と娘(3歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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