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[ティール組織]導入事前説明会終了。6月3日(月)の導入間近。


昨年の11月に導入を決めたティール組織。
FREEPLUSとしての設計を行い、その内容の説明会を全社に向けて行いました。

現在FREEPLUSは、全メンバー359名。

今回ティール組織の対象になるのは、134名(取締役+正社員+試用期間中ゆえ契約社員のメンバー)


おそらく、この規模でフレデリック・ラルー氏が定義づけているにティール組織を本格的に導入するのは、日本で初めてだと思います。


前回のティール組織のブログを書いてから、日本におけるティール組織について感じたことがあります。

ティール組織の話をするときに、"ティール組織"という固有名詞の意味が2つに別れて扱われていることに気がつきました。


・フレデリック・ラルーが定義づけているティー組織(3つのブレイクスルー)
・ティール組織っぽい組織(階層構造を撤廃してみました。など)


ティール組織という形が正しいということではなく、それぞれの会社がまず目指したい組織体を決めること、

そして、それに合った方法で組織の運営方法を決めて行けば良いので、
ティール組織という形に答えが有るわけではありません。

ただ、ティール組織という固有名詞を使うならば、その名称を産んだフレデリック・ラルーさんが

提唱している定義(彼がまとめた共通項)に従うと、ティール組織を論じる組織論での話がスムーズになるんじゃないかな?

と思いました。

なぜならば例えば、こんな具合です。
※実際のストーリーではなく、わかりやすい例です


「うち、ティール組織を入れて、全社員に全ての権限を移譲したんですよー」

「えー!では、社員の意思決定を〇〇さんは覆すことはできないんですね??」

「いや、最終は僕が判断しますよ。やっぱりそこまではできない。」


この場合この組織体は、グリーンの組織なのです。

グリーンの組織の特徴である、ボトムアップを重要視しているけれども、そのボトムアップで練り上げられた案を

CEOが急に覆すことが有る。(良いか悪いかではなく、そういった権限構造)ということに該当します。


ティール組織の3つのブレイクスルーにおける、

"自主経営" は、本当の意味で現場に意思決定権限があり、それはCEOであったとしても覆すことはできないのです。

これは、ティール組織の重要な特徴だと思います。

組織にはさまざなな形、1,000社あれば1,000通りの形が有るからこそ、フレデリック・ラルーはそれを5つの組織体に

大別しました。(レッド→アンバー→オレンジ→グリーン→ティール)

繰り返しになるのですが、"ティール組織(共通言語としてのティール組織)" という言葉を使うのであれば、

せっかくフレデリック・ラルーが5つに大別してくれたので、まずはその定義をベースにして話をした方が、

コミュニケーションがスムーズに行くなぁと思ったのです。

とただ、思っただけです。笑 定義とかそういうのが好きな性格です。

そういう意味で言えば、ホラクラシーの定義ばちばちワッショイは僕の大好物です。


さてさて、ティール組織化するに当たって、我が社のクレドカードである、

FREEPLUS DNA を刷新しました。
FREEPLUSでは、2008年5月に初めてのクレドカードを作成し、今回が Ver.6 となりました。

これを公開いたします。

2008年から掲げてきた、会社の理念と使命を事業の理念と使命として、

事業の上位概念として、"存在目的" を制定しました。
これからの長い長い未来、事業範囲に縛られることがないようにしました。

創業者としてのエゴとはなりますが、じゃあ、なんのためFREEPLUSに生み出したのか。

FREEPLUSの存在目的とは一体なんなのか?ということを自分に問うた時に、出てきたのは、

10代から思い続けていたことでした。


【参考URL:マクドナルドでアルバイトをしていた時の経験】
https://www.freeplus.co.jp/company/message

これから未来、もしかしたらAIとロボットが発展し、ベーシックインカムが一般的となり、

営利企業というのはなくなるかもしれない。

その時、FREEPLUSは何をすべきなのか??

未来をそう突き詰めていったとしても、やっぱり私たちという組織は、人間に喜びを提供することに

力を注ぎたい。私は、そう思っています。

"人々の美しい心を通じて" というのは、例えば訪日旅行事業で例をあげるとすれば、

悪徳免税店が旅程に入っているようなツアーはお客様に提供しないというものです。

ビジネスなので稼ぐことは当たり前ですが、稼いでいる分の利益は"付加価値"を提供することでお金をいただきたいのです。

"人類社会に貢献し続ける" というのは、メンバーが全員変わり時代が変わったとしても、

生き続ける会社にするということです。

おっと、今日はそろそろここまで。
ティール組織について、FREEPLUSについて、何か質問がありましたら、facebookのコメントでも

ブログのコメントでも、遠慮なくいただけましたらできる限り回答して行こうと思います。

※今なら無料です。笑


人生はいつだって最高です。
須田 健太郎

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