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英語と自分

 今日は新入生に向けて留学に関する個別の相談員をしていて、その時改めて自分が今まで留学や英語に対してどういったことを行っていたのかや今年の8月から始まる長期留学に向けて自分がどういったことをするべきかや、具体的な目標数字、実際に現地でどのように過ごしたいのかを考え直すことができたので忘れないようにこのノートに記すことにしました。

まず、1年生だった時を思い出してみると楽しい思い出ばかりでした。特に前期は学科同士でキャンプに行ったりしてました。本当に普通の大学生活を送っていたと思います。1年生の後期からある友人から一般の方がやっている国際交流パーティーに行かないかと誘いがあったのですが、その時の自分は英語はセンター試験、大学受験など机上の勉強で得た知識だけだったので当然アウトプットの練習などしておらず、英語を話すことにバリバリ抵抗があったのでめちゃくちゃ断りました。でもしぶしぶ行くことになっていざパーティーに参加したら外国人めちゃおる…無理って感じでした。人がすごく多くて一緒にいた友達もどこかに行き、独りぼっちになってしまったので怖いけど隣に座っていた外国人の方に話しかけました。自己紹介までは英語で話せましたが、話の展開が進んでいくうちにどんどん英語が聞こえてなっていったのを覚えています。メキシコの方だったのもあるけどただ単に自分にリスニング力がなかったのも原因です。しかしそれを察したのかそのメキシコ人の方は次第に優しい英語を話してくれるようになり、また自分のカタコトな英語でも真摯に聞いてくれるようになりました。おそらくそこが自分の英語を話すこと、アウトプットすることが好きになった原点じゃないかなって思います。それ以来そのメキシコ人の方とは仲良くなり、日本のおいしいご飯を紹介したり、再びパーティーに足を運んだり、クリスマスに2人でデート行ったりもしてました笑 

男性です!!!笑

ここまでが1年の後期の出来事です。

ここからは1年生と2年生の間の春休みの話ですが、僕はこの期間に3週間だけアメリカに短期留学へ行きました。デラウェア州というところです。これは西南学院大学で毎年夏休み、春休みで行われている語学研修プログラムなんですが僕はこのプログラムを使用したので今日新入生への相談員を引き受けたわけですが、正直この研修が自分が留学に対する考え方や、意思、目標を大きく変えたのではないかと思います。僕はこの研修に参加するにあたって準備不足を怠りたくない。(英語力で)というのがあったので、一生懸命自分なりにスピーキング力の向上に努めました。留学生とのかかわりをより増やす、とかスラングを覚えてみる。とかいろいろなことを試してから留学に臨みました。結論を言うと、、、惨敗です。こんな準備してたのにここまで打ちのめされるとは思ってもいませんでした。まず、苦戦したのがアクセントです。僕の行った学校はサウジアラビア系の方や中国の方、ベルギーなどいろいろな国からの人から構成されていました。よく考えてみれば語学学校だから当たり前なのだけど。。。笑 そう、アクセントが難しかったんです、、特にサウジアラビアの人はfirstをファーストではなくフェルストとかいうし、rの発音が全然国によって違っているなと思いました。国ごとのなまりとか当然考えてもいなかったので、英語は部分部分にしかわからず、あー、打ちのめされたって感じになりました。次に苦戦したのが、授業です。アメリカの授業は日本と違い生徒が主体的に授業で発言しているので日本のように黙りこくって授業は受けちゃいけない!ってのは理解していました。なので覚悟をしていったのですが、いざ授業を受けると自分の内向的な性格と低い英語力も相まって、何も発言できませんでした。意見を言う機会はあったのですが頭の中で考えているうちにその機会を逃してしまうということが多々ありました。学校の先生に、I feel a little bit nervous about saying opinion in front of people.といったら先生が、yeah i know cuz you are japanese.と言われたのがすごい印象的です。もうそこでもあー、打ちのめされたと思いました。

でもこの短期留学に向けて準備したことがメリットになっている経験もたくさんあります。まず、友達を現地でいち早く作ることができました。あらかじめスピーキングを練習していたのでそこの時点で英語を話すという壁はなくなっていて、現地に行った際も積極的に現地学生とのかかわりを増やすことができました。おそらく短期の留学で研修に行っている日本人が現地でも固まって行動しているのはまだ英語を話すことへの抵抗を払しょくできていないことにあると思います。当然です。だってスピーキングを高校中学で習ってないですもん。なので自分は今日ブースに来てくれた新入生には何事も準備を心がけることを強調しました。自分が100%できているかは別として、準備をすれば自分みたいに報われないこともあるけど、大概のことは報われ、最大限パフォーマンスを発揮できると思ったので、すごくお勧めしました。

自分の場合誕生日が研修期間中にかぶっていたので、現地の仲良くしていた学生が個別に誕生日プレゼントを買ってくれました。笑下の写真↓

まとめると、自分はこの研修で打ちのめされたおかげで今後の英語へのモチベーションも上がったし、英語をアウトプットする重要さと同時に楽しさも覚えました。きっと授業中英語で発言できたら楽しいだろうなーって。その時はその程度の考え方でした。

次に2年生の時どういった出来事があったかというと、まず春休みの語学研修から帰ってすぐはTOEFLという検定試験を一生懸命していました。なぜなら交換留学生になるためにはこのTOEFLというスコアが必要だったからです。この試験は実際に一年生の時から受け続けていましたが交換留学生になれるレベル程の点数はとれていませんでした。このテストはリーディング、リスニング、文法で構成されていて自分が点数上げにもっとも苦労していたのが、文法のセクションです。これは本当に昔からでセンター試験を受けた時もリーディング、リスニングはほとんど満点でしたが文法セクションだけはボロボロでした。というくらい本当に文法が苦手で同じくTOEFLでも嘘やろってくらい文法で落としていました。でも交換留学生になるためにはしょうがないと思ってTOEFLの文法書をたくさんしていたのですが思うように高得点をとれないのが事実でした。そうしてうだうだしていたのですが、2年生の7月か8月くらいにIELTSという試験の存在を知りました。厳密にいうとIELTSは知ってはいたのですがイギリスだけにしか使えないと勝手に思い込んでおり、多くの大学でこの試験が通用するとは思っていませんでした。そして、夏休みに試しにIELTS講座を受講してみました。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を計るテストで、すごく自分に合っているなと思いました。なぜなら、厄介な文法問題がないから。。。そんな自分に甘えて夏休みからは交換留学生になるためにIELTSの勉強へとシフトチェンジしました。IELTSの勉強はとても自分の実践的な英語力を上げるのにぴったりだったし、点数を取って終わりでなくそのあとでもIELTSで習ったスピーキングスキルやライティングスキルは多くのことに活用できました。なので、新入生にはIELTSの存在を教えてあげました。そんなこんなで低いですが交換留学生になるためのIELTSの点数はとれたので一安心です。

次に2年生の最後らへんの出来事ですが、ここの期間はいろいろなことに手を出しました。国際交流は継続してやってきたのですが、なんか運営側に回って英語を話したいけど話せない、つまり一歩を踏み出すことのできない人の手助けをしたいということで、留学生と日本人が気軽に交流できるプラットフォームを提供する学生団体の運営スタッフとして活動を行いました。多くの日本人がイベントに足を運んでくれるだけでなく、自分自身ももっと留学生とのコミュニティを広げることができました 。(多分今いる留学生全員と話したことあります。笑)そのほかにも、NPO法人学生ネットワークWANという学生団体にも所属して留学生を巻き込んで活動をしています。

次に今年の春休みについてです。(すみません、もうすぐ終わります。)2か月ほどあった春休みももうあと3日で終わります。めちゃくちゃ時の流れ早いです。笑 正直今年の春休みはいろいろなことをしていたのですごくきつかったです。まず、学生団体の活動です。先ほども述べましたが、学生団体には2つ所属しているのでその分仕事も2倍になりました。今までアクティブに動いたことがなかったので、すべての業務が初めてで一つ目の団体に入ったときはLINEってパソコンに入れることできるの?レベルでした。あと、Googleのアプリやfacebookなども使ったことなかったので覚えるというか、このツールを使うという概念を理解するのにも時間がかかりました。今は、しっかりと使うことができるし同時になんで今まで自分はノートパソコンを活用できていなかったのだろう。。。と情けなく感じました。次にきつかったのが、英語です。実はこの春休みは留学生別科授業というのを履修していて、週2日学校へ通っていました。この授業は日本人でも留学生が受けている授業に参加ができるというもので海外のアウトプット型の授業に慣れるには受けるしかない!って思って受講しました。しかもオールイングリッシュだし。当然日本人は春休み期間中なのでクラスではスーパーマイノリティーでした。アウェイです。でも幸い自分にはたくさんの留学生友達がいたので温かく見守ってくれました。授業は異文化コミュニケーションとマンガ・アニメにみる日本のコミュニケーションというものです。どちらの授業にも共通しているのが、授業中の生徒の発言です。海外の学生が集まってる時点でクラスはアウトプットが主流とは分かっていたのですが彼らはただ自分が思ったことを適当に言うのではなく的を得た発言や理由をしっかり付けて発言することを心がけていました。その間自分は何をしてたかと言うとみんなの議論を聞いていただけでした。自分が意見できる範疇のものは積極的に口に出すことを心がけていたのですが、やはり英語はそんなに甘くなく議論が始まってしまうとたちまちポカーン状態でした。クリティカルシンキングのクの字もありませんでした。なのでその時期は本当に英語が難しく、いやになりそうでした。でも一回この現状を変えようと授業日を迎える前に授業のトピックについて英語と日本語で一生懸命理解して、自分なりの解釈をノートにまとめていざ授業に臨むと成果は現れました。授業を十分に理解するだけでなくほかの留学生の意見に対してもちろん英語で自分の意見もちゃんと伝えることができました。なので事前に下準備してたら案外怖いものないなってなりました。このスタンスは8月の長期留学に向けて大切にしていこうかと思います。 

一番左に写っている子の大学に今年の8月から行きます!ミネソタ州!!

ここまでだらだらと書いてたらいつの間にか4700字行きました。(笑)

そろそろ、自分が留学までに具体的にどのような目標があって現地ではどういう風に過ごしていく予定なのかについて書こうと思います。留学に行くまでは現地の授業でディスカッションに参加できる&現地の人と仕事ができるくらいの語学力を身につけていくのが目標です。スピーキングは絶対ですが、ある程度検定試験も高い点を取ったほうがモチベにもつながるので具体的な数字を決めました。

まず、検定スコア目標が、TOEIC 800点以上 TOEFLITP540点以上 英検準一級合格 余力あればIELTS6.0です。現在のスコアが、TOEIC 720点(春休み始め)、TOEFLITP517点(2年夏くらい)、英検なし、IELTS5.5(2年秋)です。春休みいっぱい頑張ったのでこれらの点が目標に到達できるよう頑張ります。

次に現地での過ごし方ですが、自分は向こうでは語学力を高める。とか異文化を知って自分の視野を広げる。それらも重要ですが自分はその目的だけでは行きたくなくて、自分が今できることをフル活用して実際に現地で何か面白いことがしたいなって思っています。

こんな感じで(笑)

例えば、それこそカメラ好きだからそれ関連でイベント撮影したりポスター作ってあげたり、西南とか福岡を発信するためのHPを英語で作ったり、西南に交換留学考えている学生にいろいろ教えてあげたり...とかして留学生活過ごしたらいい経験なるんじゃないかなって考えてます。そしてあわよくば写真みたいに現地の方と握手した写真をfacebookのトップ画にしようとかも考えてます。笑 実際、まだ自分の考えは未熟すぎるので留学までの4か月間は多くのことを経験し曖昧な考え方をはっきりさせてから留学へ臨むつもりです。

以上になります。今日考えたことをいろいろ書いたらレポートくらいの量になりましたが、なにかフィードバックを頂けたら嬉しいです。また考えが変わったりしたらこのノートに思いをぶつける習慣を今後も続けたいと思います。


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