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やる気がログアウトした人への処方箋〜「目標」ではなく人生の「目的」を理解してから見える世界が変わった話〜

人生の目的とモチベーション

「モチベーションを保つ秘訣は?」
「モチベーションの上げ方は?」
「怪我をしてモチベーションが出ません!」

よくこう言った質問コメントをSNSを通してたくさんもらいます。

今回このようなタイトル『「目標」ではなく人生の「目的」を理解してから見える世界が変わった話。』
を書こうと思ったきっかけは先ほどのようなモチベーションについての質問を本当にたくさんいただく中で、一度立ち止まり自分なりのモチベーションについて考えてみて、因数分解してみたところどうやらモチベーションと人生の「目的」に繋がりがあるのではないかという結論になったからです。
実際に僕自身も目的を決めてから物事の捉え方が変わりより良い方向へ歩んでいけるようになったので、そんな実体験を交えてみなさんにシェア出来たらと思っております。

モチベーションとは??

そもそもモチベーションとはなんぞや?!
一言で言えば「やる気」だと思います。
そのやる気、モチベーションは、ご褒美や報酬など外的要因からくることが沢山あります。

僕の場合ですと満員のスタジアムでプレーすれば自ずとモチベーションは上がるし、好きな音楽を聴いている時、報酬がアップした時、そんな時はモチベーションは上がりますが、そう言った外的要因に依存しているモチベーションは一時的には上がりますが残念ながら持続的なものではありません。
実はモチベーションには外的要因に依存しない内から湧き出る持続的なモチベーションがあります。

モチベーションには2種類ある

モチベーションは2種類あると考えていて「風船」のようなモチベーションと「鉄球」のようなモチベーションです。

・風船のようなモチベーション

外的要因に依存している風船のようなモチベーションは、良い結果などで膨らみ大きくなりやすいけど、風が吹けば揺らぐし、うまくいかなければ萎んだり、割れたりしやすいのが特徴です。

・鉄球のようなモチベーション

もう一つの内から湧き出る鉄球のようなモチベーションは、なかなか大きくなりにくいけどちょっとやそっとの事では壊れづらく硬くて、揺らがないのが特徴です。

常にこの2つのモチベーションが自分の中に共存してその時のやる気を左右してます。

人生の目的を決めよう

モチベーションがあってもどこへ自分が向かっているのか?どこへ自分は向かいたいのか?そこを理解しないと目的地に向かって進むことも、辿り着くことも出来ません。

なのでまずは「自分の人生の目的は?」「自分はどうなりたいのか?!」「自分はどうありたいのか?!」そんな事を問いかけることからスタートしてみましょう!

若い頃に感じていた矛盾

僕の場合、若い頃はとにかく目標に向かって逆算して日々を過ごし、達成出来たら次の目標を掲げて過ごしてきましたが、目標を達成するまでの高いモチベーションと目標を達成した後の心の乾きのギャップに矛盾を感じるようになりました。
目標を達成したらもっと嬉しさや、高揚感があると思っていたのですが、いざ目標を達成すると意外とあっさりしていて、もうその目標は過去のことになっていることに気がつきました。そんな経験を経て色々自問自答してきた中で、20代後半の時に人生の目的は「成長すること!」と位置付けました。

人生の目的は「成長」すること!

生きる目的を「成長」することと捉えて何が起こったでしょう?!

目標達成や成功はもちろんですが、失敗や敗北、うまくいがないことでも、生きている全ての経験が自分の人生の目的である「成長」することにつながったのです!

昨日より今日、今日より明日、少しでも成長していけるように。そんな目的を持ってからは常に内から湧き出るモチベーション支えられて日々を過ごしていけている実感があります。

もちろん僕も怪我をしてやる気が出なかったり、結果が出なくて悔しさや不安で寝れない夜もありますが、そう言った全ての経験が自分を成長させてくれる要因となりました。

「とは言えやる気出ないもんは出ないんだよー!!!」

そんな声が沢山聞こえてきました。
僕もそんなシーンは沢山あります。

自分の「好き」でやる気スイッチオン

そんな時は自分の「好き」を使ってやる気スイッチを入れちゃいましょう。
香りや食べ物、眺めたいもの、コーヒー、音楽などなんでも良いです。

僕の場合は常に大好きな香りを持ち歩いて、いつでも使えるようにしてます。また音楽の力をかりてシチュエーションごとにプレイリストを分けて音楽を聴いてます。プレイリストは「朝クラブハウスに行く車の中」「試合前に上がるもの」「筋トレの時に奮い立たせたいもの」など、そんな具合でシーンに合わせて自分のやる気スイッチをオンに出来る準備をしています。

このやる気も風船のようなモチベーションで持続し続けるものではなく外的要因に依存しているモチベーションであるものの、自分で簡単にやる気スイッチをオンにできます。また自分の「好き」をたくさん知り、うまくシチュエーションにあった使い方をする事で自分のやる気をいつでもコントロールすることが出来ます。

モチベーションを使いこなそう!

皆さんのこれから人生で沢山の良い事、悪い事も含め沢山の経験をしていく中で、2つの性質の違うモチベーションを使いこなし、今回のお話が皆さんの人生がより良いものになるきっかけになったら嬉しいです。

サポート宜しくお願いします。頂いたサポートは今後の活動に使わさせて頂きます!!!