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完全自動運転EVの量産を目指すTuringに新卒入社して2か月が経ちました

はじめまして。Turing株式会社に4月に新卒入社しました佐々木謙人(@kento_sasaki1)です。Turing株式会社は「We Overtake Tesla」をミッションとして掲げ、完全自動運転EVの量産を目指すスタートアップです。インターンとしてジョインしてから1年が経ち、4月からエンジニアとして新しい挑戦に踏み出しました。初心を記録するために入社エントリを書きます。

自己紹介

佐々木謙人 (ささきけんと)
高専から筑波大学に3年次編入しました。大学では「深層学習を用いた将棋解説文の自動生成」の研究を行い、優秀研究賞、優秀インタラクティブ賞、LayerXスポンサー賞、校友会江崎賞(全学表彰)を受賞しました。Turingには2022年6月にインターンとしてジョインし、自動運転MLチームで自動運転の要素技術の調査やデータレイク基盤の開発を行いました。2023年4月に新卒入社し、現在はUX EngineeringチームでIVI (in-vehicle infotainment) システムの開発を行っています。

中国深圳にてIVI体験

将棋をきっかけにTuringと出会う

学童保育の強制終了事件

時は遡り、小学校2年生の春。両親が学童保育の手続きを忘れ、学童保育が強制終了になりました!笑
やんちゃな私に手を焼いていた両親は知恵を絞り、学童保育の代わりに近所の将棋教室に私を預けました。そこで、私は将棋に出会い、全国大会に出場するほどのめり込むようになりました。この学童保育の強制終了事件は、10年の時を経て私とTuringが出会うきっかけになります

猪突猛進

2017年に第2期電王戦で将棋AI Ponanzaが佐藤天彦名人に勝利した出来事は、私にとって相当の衝撃でした。この時、Ponanza開発者の山本一成さんに感銘を受けたのを今でも覚えています。
それから数年が経ったある日、山本さんが「We Overtake Tesla」を掲げ、次の挑戦を始めたことをTwitterで知りました。しかも、なんとオフィスは柏の葉キャンパスにあり、つくばからアクセス良好です。「これはチャンスだ!」と思い、すぐにインターンに応募しました。
後日、CTO青木さんと行ったカジュアル面談で、「都合の良い時にオフィス見学に来てください。」と言っていただいたので、次の日に入っていた予定を全て変更し、柏の葉に向かいました。(GoGoの勢いが大切です。2023年4月入社にもかかわらず、2022年11月には柏の葉キャンパスに引っ越しました)

ワクワク!

Turingが目指すマルチモーダル大規模モデルによる完全自動運転について少し紹介したいと思います。私たちは普段、交通整備員のハンドサインや信号機認識、道路標識の自然言語の理解を行いながら運転しています。一方で現在の運転支援機能の多くは、車線認識や前車追従などに留まります。完全自動運転を実現するためには、世界の曖昧な状況を正しく認識し、運転制御に反映する必要があります。そのためにTuringでは、カメラ映像・標識や看板のテキスト・子どもが駆け回る声などマルチモーダルな情報を統合して扱う大規模モデルが不可欠であると考えています。限定領域でない、どこでも移動可能な自動運転は未だ存在しません。Turingは世界で誰も成し遂げたことがないことに挑戦しています。非常にワクワクしますね!

Turingでやっていきたいこと

インターンを始めた当初は、Turingをエンジニアキャリアの成長の場と思っていましたが、次第に日本の基幹産業である自動車業界を盛り上げていくこと、そしてモビリティの社会課題を解決することに目が向くようになり、社員として携わりたいと思うようになりました。現状では、高齢者や障がい者など自動車の運転が難しい方が多くおり、特に高齢化が進む日本においては、高齢者のモビリティを支えることは喫緊の課題です。誰もが安心で豊かな生活を送るために完全自動運転の果たせる役割は大きいはずです。
Turingは完全自動運転によって年齢や健康状態に関係なく、誰でも安全かつ自由に移動できる社会を実現していきます。

最後に

Turingでは完全自動運転の実現を目指して開発メンバーを大募集しています。弊社求人一覧およびWantedlyをご覧ください。高専生・大学生・大学院生を対象とした2023Turingサマーインターンも実施します。たくさんのご応募お待ちしています!







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