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婚活奮闘記③初めて異性とちゃんと向き合えた話

こんにちは、かえるです。
このマガジンでは、私が3年間の婚活で培った学びについて綴っています。
今回のテーマは「人と向き合うこと」
以前記事にも書いた「お散歩婚活」で知り合った彼とのエピソードです。

この人とは最終的に結ばれませんでしたが、とてもいい経験をさせてもらった方でしたので、皆さんにお伝えしたいと思います。

男性について

本題に入る前に、今回登場する男性のプロフィールをご説明します。
年齢は当時30代前半、首都圏で働く会社員でした。
先述の通りお散歩婚活で知り合い、私を気に入り声をかけてくれた方です。以来、月に1~2回のペースでデートしていました。
性格は真面目で穏やか。胸を焦がすようなドキドキ感はありませんが、威圧感や見下す感じもなく、一緒にいて安心感を与えてくれるような方でした。

私、かなりイラ立ってました

そんな良い方なのですが、何度も会うにつれて私は彼に対してイライラするようになりました(笑)
何故ならこの男性、知り合ってから3ヶ月間で計5回程度会ったのですが、関係が全く進展しなかったのです

確かに彼との5回のデートは楽しかったです。デートの定番スポットから、水族館、映画、彼おススメの中華料理屋さんなど…それなりにカップルらしいデートを重ねていました。
けれど、何回会っても話題は当たり障りのない内容。色気も無ければ熱意もない、浅い話ばかりでした。私が彼のパーソナリティーについて触れると話してくれますが、彼から私について聞いてくることはありませんでした。

ずっと同じデートを繰り返して、この人は何がしたいんだろう?
彼の気持ちがわからず不安を抱いていた私ですが、そんな気も知らずに彼は5回目のデートの帰りに「次はディズニーランドに行きませんか?」と誘ってきたのです。こんな浅い関係性の2人でディズニーランドに行って楽しめますか…?私には楽しめる自信は無いし、彼と会い続ける意味を感じられなくなっていました。

思い切って電話してみた

このまま適当に理由をつけてフェードアウトしてしまおうか…と何度も思いました。でも考えに考えて、私は正直の今の気持ちを男性にお伝えすることを決めたのです。

逃げる方が楽だし傷つかなくて済みます。でも、自分の気持ちを素直に相手に伝えられなければまた同じことを繰り返します。何より彼のために使った3ヶ月がもったいない!その一心で電話をかけました。

平日の夜、話したいことがあると伝えると快く電話に応じてくれた彼。そこで私は自分の気持ちと不安なことを全て伝えました。

・今まで優しく接してくれたことへの感謝
・彼の気持ちがわからず不安になっていること
・婚活している私には時間があまりないこと
・このまま何の進展も無いまま会い続ける気はないこと
・結婚を見据えて交際する気が無ければ会うのを止めたいこと

上記のようなことを洗いざらい伝えました。伝えながらボロボロ泣いてしまいました。

きちんと受け止めてくれた

彼は最後までうんうんと聞いてくれて、私が話し終えた後、真っ先に「まずはそんな気持ちにさせてしまって本当にごめんね」と謝ってくれました。その上で、私が話したことについての自分の気持ちを正直に話してくれました。

・初めて会った時、私のことをすごく良い子だと思った
・嫌われたくなくて、踏み込んだ話が出来なかった
・踏み込んだ話をして離れていったらと思うと臆病になってしまった
・付き合うからには中途半端な気持ちで付き合いたくない
・会い続けて自分の中で気持ちが固まったら告白したいと思っていた

彼の話を聞くことで、不安だった気持ちはスッキリ解消されました。そして同時にわかったのが、彼の交際や結婚までにかける時間的な見積もりが私とはまるで違っていたということ。これは大きな驚きでした。
婚活パーティー参加者は皆、「結婚=目先の将来」と考えている人ばかりだと思い込んでいたので…。

彼の気持ちは受け取りつつも、私は「私には時間がないから待てない。4回会っても決めかねているなら、多分この先も決まらないと思う」とハッキリ伝えました。彼を少し困らせてしまいましたが、それが正直な気持ちでした。

最終的には彼から、「もう1回だけ会おう。会って今まで話せなかったこととか踏み込んだ話をしよう」と提案されたので、最後にもう1度だけ会ってみることにしました。(続きは次回お話します)

まとめ

いかがでしたか?
今回は「人と向き合うこと」についてのエピソードでした。

結論として、話して本当に良かったと思います。今まで私は言い辛いことを人に伝えることを避けてきました。(何故か話そうとすると涙が出てしまうので…)
これだけ自分の気持ちを素直に吐露しても、全部受け止めて認めてくれる人がこの世にいるんだ…と、大袈裟かもしれませんが本当に思いました。
この一件のお陰で、彼との関係も一気に進展したように思います。

そして一番嬉しかったのは、私が素直に話したことで、彼も気持ちを話してくれたこと。
結局、相手が何を考えているかなんて聞いてみないとわからない。
そして、自分が何を考えているかだって伝えないと伝わるわけがない。

そんな当たり前のことに気付くことが出来ました。

けれど、私が素直に気持ちを伝えようと思えたのには理由があります。
1つは彼に対して「この人なら聞いてくれる」という信頼が持てていたこと。もう1つは、「自分を大切にする」という信念を持っていたことです。大切な自分の気持ち、きちんと伝えなければ自分が可哀想…そんな思いがあったからこそ行動に起こせたのでしょう。
人とちゃんと向き合うことは、相手だけではなく自分を大切にすることにも繋がるんですね。

次回は電話の後、男性と再び会って話をしたことについて書きます。
今回ほど深くないアッサリとしたお話になると思うのでお楽しみに(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました!


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