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旧いカメラ、X-E1が好き

10年ちょっとカメラにハマっていた名残で、いまもFUJIFILM X70とFUJIFILM X-E1の2台が手元にある。X70は毎日持ち歩いていたけれど、最近は通勤のときにすぐ地下に入ってしまうので持ち歩いてない。X-E1はだいぶ前から家でコーヒーなどを撮る用になっている。

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そのX-E1を久しぶりに使ってみたら、なんだかモノとして触った感じ、使った感じがとても良かった。質感で言うと、おなじ富士フイルムのX-Pro3はもっとよいし、友だちの持っているLeica Mシリーズなどはうっとりするぐらい。それでもX-E1のチープ過ぎない、それなりの質の良さには満足している。使った感じは、iPhoneでばかり撮っていたのでファインダーをのぞいたり、シャッタースピード、絞り、露出補正なんかを、物理ダイヤルで操作する気持ちよさが新鮮だった。

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そういえばX-E1はずいぶん前から家にあるけどいつごろのカメラだろうと調べてみたら、2012年の11月デビューだった。日進月歩のデジタル製品で7年前はかなりむかしだ。当時はiPhone 5が最新で、DocomoではまだiPhoneを扱ってなかったころだもの。ファインダーも液晶も解像度は物足りないし、レスポンスも悪い。

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かといって後継のX-E3やX-Pro3が欲しいか、というとそういうこともない。もともとレトロなフィルムカメラ風のデザインだから、古臭く見えることはないし、なんというか、こういう旧いモノを、とくに不自由も感じずに使うのが楽しいし、いまのぼくと写真やカメラとの距離だと、これぐらいがちょうど良い。

本文中の写真はX-E1とXF35mm F1.4 Rで撮ったもの。



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