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Re:MIND②

思いついたら、とりあえず進むのです(・ω・)。

ということで、本日は「自己理解ってどういうこと⁉」について書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

さて、就転職時において、自分の特性を把握し、客観的に分析し、長所を伸ばし、短所を補う行動を取ることで、就職後の職務態度をある程度担保するときに、この自己理解という言葉は有用です。

自己理解とは、これまでの経験を振り返り、客観的に自分を見つめなおしてみることです。(出典:下記サイト)

自己理解という言葉はよく聴くと思われますが、上記の引用文だけで理解しきれるものなのでしょうか?

女性・禅・瞑想・日の光・木々

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よくある自己理解

キャリアという側面での自己理解については、上記のように厚生労働省が「ジョブ・カード」などを推奨していますし、私も過去に自己分析ツールを紹介したりしています。

とは言え、これは就転職に特化した自己理解であり、あなた自身の特性のすべてを理解するには程遠いものだと思います。

例えば、法律系の資格保有者法律マニアばかりではないように、コミュニケーション能力が高い人営業職ばかりでないように、キャリア上の自己理解は、必ずしもあなたを深掘りすることには繋がりません。

個人的な意見ですが、自己理解を突き詰めていくと、人は変化しづらくなる傾向にあると考えています。

よくよく考えれば納得いただけると思うのですが、自分という存在の好みや判断基準を把握特性を理解すると、真っすぐな道ではありませんが、人生における分岐点は減少します。

なぜなら、どこへ向かうのか明確ならば、多くの選択肢は意味を成さないからです。

将来、スポーツ選手になりたい人が、練習時間を削ってまでプログラミングを学習しないのと同じです。

女性・テニス・プレイヤー・芝・コート・ラケット

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自己理解は思考より感情から気づく方が貴重

自己理解を進めましょう」と言われると、多くの人は思考に重点を置くことでしょう。

ですが、人生において大切なことを得るためには、思考から得た自己理解より、感情から気づいた自己理解のほうが貴重なケースが多いと思っています。

例えば誰かに対し、激しい憤りを感じたことがあるのならば、あなたが大切にしたい価値観が判断できるでしょう。

あるいは、誰かに恋をしたことがあるのならば、あなたが大切に想う人物像がより鮮明になることでしょう。

脳で理解できる自分というのは、あなたのすべてではないのです。

激しい心の動きから得られるものは、考えることよりも明確に、あなたの求めるモノを映すのだと思うのですが、どうでしょうか?

女性・海辺・ドレス・感情・思考・白いドレス

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自己理解は社会から身を護る盾

彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があるように、自己理解を深めるほどに、自己防衛機能は高まります。

「あなたって○○だよね」

突然このように言われた場合、あなたはどう感じますか?

「え⁉そうなのかな…?」と心が波立つのか、「この人にはそういう風に見えているんだな…」と俯瞰的にとらえられるのか。

一般的に、自己理解を進めるうえで、第三者の意見は重要です。

ジョハリの窓」で云われる「盲目の窓」は、自分では開かないからです。

ですが、前提として「解放の窓」と「秘密の窓」をしっかりと把握しておけば、そこが土台となって自己判断できるので、「自分の知らない自分」を指摘されても、心の揺れは抑えることができると思うのです。

逆に、他人からの指摘に心が揺れるということは、ストレス要因であり、自己否定を起こしかねない要素となる危険があるので、自己理解を深める行為は、ストレス耐性に繋がり、社会性を維持するのに役立つのではないでしょうか?

女性・エンパワーメント・黒板・力こぶ・ストレス・耐性・微笑む

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自己理解が浅いとどうなるのか?

最近よく謳われる「好きなことを仕事に」という言葉。

違和感があると感じるのは私だけでしょうか?

かつての私は、自分の好きなことに没頭し、それを仕事にすることを目標に生活していました。

しかし、仕事として考えるほどに、あれだけ好きだったことが何のも持てず、単なる作業となってしまった経験があります。

単に私の熱量が足りなかったことも原因でしょうが、自己理解が浅かったことが最大の原因だと今では思っています。

私は、ある程度の作業であれば平均的に出来てしまうタイプの人間で、それゆえに「無感動・無関心」という特性が強く現れるようになっていきました。

頑張らなくても生きていける」などと思ってしまったのです。

のちのち気づくのですが、「感情が先行すると失敗するタイプ」であり、裏を返せば、「関心のない作業でもやっていくうちに好きになれるタイプ」だったのです。

ですから、たまにキャリアの相談を受ける際には、「自分に合った仕事が見つからなくても、仕事に自分を合わせられるなら、そこにあなたの才能が眠っているかもしれないね」といった言葉を使うことがあります。

万人に当てはまることではありませんが、経験則として、必要だと感じる方にはお伝えしています。

女性・ビジネスウーマン・スーツ・建物・黒いスーツ・颯爽と

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自己理解について、あれこれと書き綴ってみましたが、いかがだったでしょうか?

納得される方も、腑に落ちない方もいると思いますが、その心に浮かんだ感情が、あなたの自己理解を深めるカギかもしれません。

私の稚拙な文章のみならず、多くの人の思考や感情に触れ、自己理解を深めていきましょう。

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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