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エッセイ

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2024年の目標を歳の数だけ書いてみたい

2024年の目標を歳の数だけ書いてみたい

2023↓

https://note.com/kerocch_0917/n/ndabd0285206d

01 弱気にならないし余裕なふりをする
02 金を貯める
03 自転車試験に受かる
04 仕事を辞める
05 個展をする
06 ZINEをつくる
07 できるだけ夜のうちにお風呂に入る
08 創作に固執しすぎない
09 やりたいことをやりたいって言う
10 他人のセンスを飲んでみる
11 文

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フラッシュバック

YouTubeのショート動画を見ていると、モラハラDV夫という動画が流れてきて、やばいなと思いながらも、目を背けることができず全部見てしまい、全てがフラッシュバックして眠れなくなった。

その動画内で大声を張り上げてキレる男は、父親のそれにそっくりで、客観的にみるとやはりおかしいと感じた。

今まで、それを認めることができなかったのは、全ては自分のせいという罪悪感と、周りにいる人たちの存在だった。

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マザー牧場

マザー牧場

先日、はんどまりくんとタナカとマザー牧場に行ってきたのでそのときの写真をさっさと載せようかな。

(このドライブ、おれは免許を持っていないので、はんどまりくんがずっと運転してくれていました。おれが1番年上なのに申し訳ない。)

海ほたるに寄り道。

こんなことならおれも干し柿とかじゃなくて、イルカのこと好きになっとけばよかった。

ガタガタ話を聞きながらウンウン揺られること1時間

マザー牧場にさ

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月の記憶

今日は月が綺麗だ、今まで月を見上げた回数を数えたらいったいどれくらいになるだろうか。服を買った回数よりは少なそうだし、天津飯を食べた回数よりかは多そうだ。ひとりで月を見上げることはよくあるが、人と一緒に月を見た記憶はあまりない。

その中でも今ふと思いついた記憶がひとつある。大学生の頃、僕は家から原付で40分くらいかかる銭湯のレストランでバイトをしていた。そこは甲子園球場から近く、酔っ払った柄の悪

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地獄とラブレター

先週地獄行きが決定しました。
僕は早速閻魔様に手紙を書くことにしました。

閻魔様へ

これまで自分はそれなりに幸せになるべき人間だと思って生きてきましたが、そうではありませんでした。自分の誠実さや優しさなどは全て偽物で、皮をめくればドロドロに腐っていました。卑劣で下品でどうしようもありません。1人でそれを処理すれば良かったのに関わらず、美しく終われたかもしれない物語を、1番大好きな人をわざわざ引

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トイレの蛍光灯が切れて暗闇に尿を流し込んでいるときぼんやりとした無重力を感じる

明るかった時には気づかなかった。目が覚めてトイレに行くと蛍光灯の光がなくなっていて、そのとき初めてそれに気づく。闇の存在によってこそ光が輝く的なあからさまな伏線に腹が立って、部屋の電気を付けず、そのまま暗闇の中に尿を流しこむ。目を閉じると境目のない空間が広がっていて、なにかぼんやりした無重力を感じる。思考は部屋を飛び出し、京王線に乗って東京を飛び出し、日本、アジア、地球、そのはるか遠くの銀河から地

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東京に来て2年が経ちましたが

今の自分が東京について語るということはかなりの自傷行為ではあるけれど、今語っておかないと後悔するかもしれないと思うので書き残しておこうと思う。

これはどこかに書いたかもしれないので詳しくは書かないが、僕が東京に来たのは創作をしたいからというフリをして、とにかく家族から逃げたかったからだった。

LINEや電話すべての繋がりをブロックしたけれど、こちらに来てからも風の噂や母親経由でなにかをやり取り

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創作について

子供の頃から、絵を描くのは好きだったし、本はほとんど読まなかったけれど、頭の中では、体育の授業中、反復横跳びをしている最中にこの動きのまま家に帰り、放課後、心配した先生や友達が僕の家を尋ねてきて、部屋の中でまだ僕が同じ動きをしていたら笑ってくれるかもしれないなとかそういうことばかり考えていたし、高校の授業中には自分で大喜利の問題を考えてそれの答えを理科のノートに羅列していた。

小学生の夏休みの自

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川やエロくてウネウネした何かや扉や怒号や貝

小学生の頃、母親と兄貴と3人で須磨海浜水族園へ行った。ひとつ前の駅で降りて自分ができるだけ綺麗だと思う貝を拾いながら、時々それを母親に見せて「めっちゃいいやん」と言ってもらって嬉しくなった。それをポケットに入れたまま泳ぐ魚たちを見上げた。たまに亀。あの時のことをよく思い出す。幸せだったなと思う。

高校の頃、当時付き合っていた彼女とその水族館に行ったけれど、その3ヶ月後に別れた。別れてから1週間経

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2023年の目標を歳の数だけ書いてみたい

2022年の目標はこちら↓

1 個展をやりたい
2 A0かそれ以上大きい作品(カタチと立体)を作る
3 何かの賞を取る
4 自分の中の誠実さを見つめなおす
5 物を大切にする
6 話すこと話さないことの境目を見極める
7 金を稼ぐ
8 部屋をできるだけ清潔に保つ
9 やりたいなと思うことはやる
10 歩けそうなところは歩いて行く
11 ふざけんなと思ったらふざけんなって言う
12 許す
13 許

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脈略もなく犬は吠える

さっさと25歳になった。
25歳としての素質も実感もプードルもシベリアンハスキーもグレート・デンもないけれど、歳をとったことを2ヶ月遅れでしみじみと思うあたり少し大人になったのかもしれない。

過去を振り返ろうとすると、どうしても東京に来てからの一年間のことばかり思い返してしまうが、かなり辛いことの方が多かった。創作、金、人間、クソ喰らえと思う時もあったが人間関係との関係はなかなか切れない。

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おれに彼女ができたら一緒にしたい24のこと

おれに彼女ができたら一緒にしたい24のこと

おれに彼女ができたら一緒にしたい21のことはこちらから↓

・大喧嘩
・知らない駅で降りる
・川の様子を見に行く
・わけもわからずビショビショになって笑う
・ゆるす
・きちゃった♡と言ってすぐ帰る
・セックス
・できるだけ冷たい地べたでゴロゴロする
・誰にも言わずふたりで旅に出る
・本当のことを言う
・鬱に引き摺り込まずお互いにプラスの関係でいる
・同棲

Q.こんな花火大会は嫌だ。どんなの?
A

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一人暮らしを始めて学んだことベスト6

一人暮らしを始めて学んだことは沢山あるがその中で特に心にへばり付いてるものを6つあげてみる。

6.独り言が多くなる
文章で話すことはほぼ無いが、OK OKとかあーーーーーーーーーーーとか無理無理無理無理。はいはいこれねこれここを乗り越えてから OK OK、とかつい自分に相槌を打ってしまう。

5.なんとかなる
一人暮らしを始めることの障壁はかなりあって不動産はどうやって選ぶのかとか、貯金はいくら

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生まれ変わったら何になりたい?

さくらもちやカスタネットや人間がこの世に誕生してから、何度となく繰り返されてきた質問

生まれ変わったら何になりたい?

さて、そろそろおれも考えてみるかとカーテンを開ける。隣の家の住民はいつもオペラの練習(オペラじゃないかもしれない)をしていてやかましい。もういいだろ。充分うまいよ。かんべんしてくれ。

頭の中で隣の家のオペラ歌手に×をつける。

まず、人間になりたいか?ということを考える。もち

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