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感謝することを習慣化する方法

前回は「あらゆることに感謝しよう…」という記事を書きました。

感謝の気持ちは大切です。
しかし、それが分かっていても、なかなか感謝できないことが多いのではないでしょうか。
「たまには感謝できるんだけどね~、でもね~、常にその気持ちにはなれないな~」こんな声も聞こえてきそうです。

今回は「どうしたら常に感謝の気持ちでいられるのか」を、3パターンに分けて書いていきます。

1.人に感謝

あなた、Aさん、Bさん、Cさんがいるとします。
あなたがAさんから良いことをしてもらった場合、素直に感謝します。一般的な感謝のパターンですね。

しかし、Bさんはあなたに何も良いことをしてくれません。このケースでもBさんに感謝することができるのです。
それは、Bさんの存在のおかげであなたが成長する場合があるからです。
例えば、同じ会社であなたがBさんに憧れていたとします。あなたにとってBさんは仕事のできる活き活きとした存在です。あなたは「Bさんのようになりたい」と思いBさんを模倣します。そして、あなたは成長します。

あなたがBさんに憧れていない場合はどうでしょうか。それでもBさんに感謝ができます。
それは、Bさんの存在があなたに直接影響を与えていなくても、会社全体でみればBさんの存在が影響を与えているのですから。あなたも含め、Bさんや他の人たちの存在があるからこそ、会社が成り立っていくのですから。

次はCさん。あなたがCさんから悪いことをされた場合です。悪いことをされたら嫌ですよね。しかし、その経験からあなたが成長する場合があるのです。
例えば、「このタイプの人とは付き合わない方がいい」とか「このタイプの人にはこの対応がいい」とか「悪いことをされたのは、実は私に原因があるのでは?」とか、色々と学べるのです。学べるからこそ成長できます。
悪いことをしてきたCさんがいるからこそ学べた、と感謝できるのです。

このように発想を転換して感謝します。

2.物に感謝

日常生活で無意識に使っている物ってありますよね。それらはとても役に立っている物なのです。しかし「存在して当たり前」「使って当たり前」の状況になっていますので、それらに対して意識をしません。
そこで、それらの物をいくつかピックアップしてみましょう。「あ、こんな物がこんなに役に立っているんだ」と改めて思うものです。そして、それらの物に対して感謝の気持ちが芽生えるのです。

使う機会がない物ってありますよね。それらに対しては、使わないで済んでいることに感謝します。
例えば、薬。健康だからこそ使わないで済んでいますよね。
例えば、消火器。火事にならないからこそ使わないで済んでいます。

3.自分を取り巻く環境に感謝

「運が良い」と思ったり「運が悪い」と思ったり、その時々で様々な感情があなたを支配します。
「運が良い」と思ったときは、その状況に感謝します。このケースは感謝しやすいですね。
しかし、「運が悪い」と思ったときは、感謝どころか怒りや悲しみに似たようなマイナスな気持ちのほうが出てきてしまいがちです。

こんなときは、少し視点を変えてみるのです。
例えば、「運が悪い」というマイナスなことが起こったおかげで「じゃあ、次は他のことをやろう」と別の扉を開くキッカケになるのです。「別の扉を開く」というチャンスに遭遇できたことに感謝します。

まとめ

プラスのことが起きたときに感謝するのは簡単です。
しかし、マイナスのことが起きたときは、なかなか感謝できません。
と言うか、ヘタすれば恨みになってしまうかもしれませんよね(笑)
そんなときは、発想を転換してみることです。視点を変えてみることです。
逆転の発想で全く違う世界が見えることがあります。

1.2.3.を参考にして、感謝することを習慣化してください。
マイナスのことが起きたとき、すぐに感謝に転換するのは難しいかもしれません。すぐにできないときは、少し日にちを空けて、あの時に起ったことを思い出してやってみるのもいいです。

感謝をしていくと気持ちが穏やかになります。


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