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「いいな」と感じる瞬間:日常生活の中の素敵な発見 ③

先日『「いいな」と感じる瞬間:日常生活の中の素敵な発見 ②』の記事を投稿しました。

今回は第3弾です。「いいな」と感じた出来事を思い出しましたのでお話しします。


家電量販店での心温まる接客体験

以前に、地元の大きな家電量販店に血圧計を探しに行ったときのことです。店内にはさまざまな種類の血圧計があり、一つ一つの価格や機能を比較してみましたが、正直どれを選んでいいのか迷ってしまいました。何個か気になる点が出てきたので、近くにいた女性の店員さんに質問することにしました。彼女との会話の中で、彼女は僕の話を丁寧に聞き出し、僕が本当に必要としているものを理解してくれました。

最終的に、僕が悩んでいた商品Aと商品Bの間で決めかねていたところ、彼女は僕のニーズを見極めて、「この商品がお客様には最適だと思いますよ」とお勧めしてくれました。彼女が推薦してくれたのは、シンプルで価格が手頃な方の商品でした。僕は無意識に高価な商品のほうに心が傾いていたのですが、彼女は高価な商品を無理に勧めることなく、僕にとって最適なほうを提案してくれたので本当に感謝しています。

多くの店員さんが少しでも店の利益を考えて高価な商品を勧めがちな中、この店員さんは顧客のニーズを第一に考え、真心を持って接客してくれたと感じました。その姿勢は、ただ商品を売るだけでなく、顧客の満足を大切にしていることを示しており、とても印象的でした。

きっと彼女には固定のお客がついていることでしょう。


バス乗車で見た助け合いの心

80代と思われるおばあちゃんが、手押しカートを転がしながらバスに乗ろうとしました。乗車する際、カートをバスに持ち上げる必要があったのですが、おばあちゃんは力不足で一人ではカートを持ち上げられず、苦労している様子でした。そのとき、後ろに並んでいた70代くらいの男性が前に出てきて、親切にもカートをバスに持ち上げてくれました。おばあちゃんは何度も「すみません、すみません」と感謝の言葉を繰り返しながらバスに乗り込みました。

バスの中では座席がすでに埋まっていましたが、40代くらいの女性が立ち上がり、「こちらへどうぞ」と優しく席を譲ってくれました。おばあちゃんは再び「すみません」と言いながらその席に座りました。

目的地に着き、バスから降りる際も、カートの持ち上げに苦労していると、先に降りた別の乗客が手を貸してカートを降ろしてくれました。おばあちゃんは、「すみません、ありがとう。みなさんが助けてくれて」と言いながら、周りの人々への深い感謝の気持ちを表していました。

この一連の出来事からは、年齢や背景が異なる人々が、困っている人を自然と助け合う温かい社会の姿が伝わってきます。この光景を目の当たりにして、僕の心は温かさでいっぱいになりました。


小さな善意の連鎖

次は僕の話です。先日、ちょっとした良いことをする機会がありました。ちょっと自慢に聞こえるかもしれませんが(笑)。

電車に乗るとき、ベビーカーに子どもを乗せた主婦がマフラーを落としてしまい、気がつかない様子でした。僕はすぐにそのマフラーを拾って、その主婦の方に手渡しました。彼女は「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べてくれました。

このようなことは、僕にも以前ありました。病院で採血をした後、腕に巻かれたゴムの紐がいつの間にか解けて落ちてしまいました。気づかずに歩いていたところ、後ろから来た男性が「落ちましたよ」と言って、そのゴムの紐を拾ってくれました。

このように、誰かの落としたものを拾ってあげるという出来事は、思った以上に身近にあるように感じます。それは小さなことかもしれませんが、お互いに思いやりを持って行動することで、社会全体が少し温かくなる気がします。小さな善行でも素敵な話ですよね!


日常に隠された素敵なプレゼント

振り返ってみると、「いいな」と感じた瞬間は数えきれないほどありますね。そして、その「いいな」という気持ちを意識し続けることで、自然とそう感じる出来事を見つけるようになりました。これらの温かい瞬間をまた体験した際には、ぜひ共有したいと思います。


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