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焦らないようにする7つの方法

僕たちの日常は多くの状況で溢れており、時にはその全てに対処することが大きな負担になる場合があります。それに伴い、しばしば焦りを感じることがあります。だからこそ、心を落ち着かせて物事に冷静に取り組むことが、これらの状況を乗り越える上でとても重要です。

今回は、日常生活で僕が実践している、焦らないようにする7つの方法を具体例も交えてお話しします。これらの方法を取り入れることで心を落ち着かせてストレスを減らし、より穏やかな日々を送る手助けになればと思います。


1、深呼吸をする

忙しい一日の中で、たとえば大切な会議の前や締め切りが迫っているとき、焦りが生じがちです。このような瞬間に、深くてゆっくりとした呼吸を意識的に行うことが大変効果的です。机に座ったまま目を閉じて、5秒かけてゆっくりと鼻から息を吸い、さらに5秒かけてゆっくりと鼻から息を吐く。この一連の動作を3回繰り返します。

この呼吸法は、心拍数を落ち着かせて心と体に酸素を行き渡らせることでリラックス効果をもたらします。どこにいても実践可能で、日々の小さな焦りを和らげるのに非常に有効です。


2、「ゆっくりゆっくり」と言い聞かせる

たとえば、電車が遅れている時やスーパーのレジが長蛇の列である時など、イライラして焦りを感じる瞬間は誰にでもあります。そんな時は、心の中で「ゆっくりゆっくり」と繰り返し自分に言い聞かせます。急いでいる朝にカギが見つからない時でも、深呼吸をしながら「ゆっくりゆっくり」と心の中でつぶやくことで、焦りが和らぎ冷静に物事に対処できるようになります。

この簡単な自己暗示は、自分自身を落ち着かせて冷静な判断を下すのに役立ちます。実際、この方法を使うことで、焦りからくるミスを防ぐことができ、結果として時間を節約することにもつながります。


3、ワンテンポ置く

焦りは、物事を早く進めるどころか逆に効率を下げてしまうことがあります。たとえば、重要なプレゼンテーションの準備中に、何かがうまくいかないと感じたとき、焦って無理に進めるよりも一度離れてみるのが賢明です。コーヒーを飲む、短い散歩をする、または窓の外を見るなどして、数分間頭をリセットします。この短い休憩が頭をクリアにし、新たな視点をもたらすことがあります。小さな休憩から戻ってきたとき、以前は見落としていた解決策が見えるようになるかもしれません。

文章を書いているときに行き詰まった場合、少し離れて気分転換をすることで、戻ってきたときに新しいアイデアが浮かぶことはよくあります。

このように、ワンテンポ置くことで新しい視点を得られることがあり、効率的に物事を進めることが可能になります。


4、テキトーでいいと思う

責任感が強い人ほど、全てを完璧にこなそうとする傾向がありますが、それが逆に焦りやストレスを引き起こす原因になることもあります。たとえば、あなたがプロジェクトの報告書を書いているとき、細部にこだわりすぎて時間がかかりすぎるとします。このような状況で、「今回は80%の出来で良い」と自分に言い聞かせて、あえて完璧を目指さないのが大切です。

家庭での例としては、大掃除をする際にすべての部屋を完璧にするのではなく、「今日はリビングだけきれいにする」と決めて行動することで無理なくタスクを進めることができます。

完璧を目指すのではなく、「適当でいい」と自分に言い聞かせることで心に余裕が生まれ、バランスの取れた生活を送ることができます。


5、時間に対する心配を減らす

多くの人にとって、時間に遅れることは一般的なストレスの原因です。しかし、いざ遅れそうになったときに、「少し遅れても大丈夫」と自分に言い聞かせることで焦りを和らげることができます。たとえば、通勤中に電車が遅れたら、慌てずに上司や同僚に状況を伝えるだけで十分です。また、車の運転中に渋滞にはまり大事な会議に遅れそうなときも、「少し遅れても問題ない」と思うことで無理な運転をせずに安全に目的地に着くことができます。

時間を気にする人は、しっかりしていて責任感が強いことが多いです。そのような人は信頼も厚く普段から時間を守ることが多いため、信用の貯金ができています。ですので、たまの遅刻は周囲も大目に見てくれるものです。

このように、遅れることへの心配を少し手放すことでストレスを減らし、毎日を穏やかな気持ちで過ごすことができます。


6、メールやラインの返信も気楽に

メールやラインが溜まると、「早く返さなきゃ!」と焦ることがありますよね。そんな時は、前述の『5、時間に対する心配を減らす』の考え方を適用するのがおすすめです。全てのメールやメッセージにすぐ返信する必要はありません。時間を決めて一つずつ対応する方法もあります。

メールやラインでの文章を考える際に、「失礼にならないかな」と心配してしまうこともあます。そんな時は、「たとえ理解されなくても大丈夫」と自分をリラックスさせるのが効果的です。これも前述の『5、時間に対する心配を減らす』の考え方と同じですが、真面目な人は普段から周りから信頼されていますので、たまに言葉選びを間違えても大抵の人は理解してくれます。


7、敢えて焦りを利用する

焦りを感じる瞬間、それは「早くやらなければ!」と思っているときです。だったらこの感覚を上手に利用するのも対処法の一つです。「焦る」という力を借りて行動するのです。動き出すことでタスクが一つ減り、完了すると心がスッキリします。タスクを完了した後の爽快な気持ちを想像してみてください。より前向きな気持ちになることができます。ですので、「焦ったときは逆にチャンス!」という捉え方も必要なのです。

タスクに取り組む際は、その焦りをエネルギーに変えて一つずつクリアしていくことで達成感を感じ、次の行動に繋げていくことができるのです。


まとめ

焦りを感じるのは自然なことですが、上記のような方法で適切に対処すれば、心を穏やかに保つことができます。心を落ち着かせて冷静に物事を見つめていきましょう。肝心なのは、自分に対してリアルな期待を保ちながらも、時には「遅れや完璧でないことも全然OK!」と思えるような気持ちを持つことです。

日常生活で感じるあらゆる焦りを乗り越えて、みなさんの生活がより平和で満たされるものになれば嬉しいです。

ストレスの少ない毎日を送りましょう!


ーー kindle出版しています --


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