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想像してみよう。あらゆるものを手放すことを。

物や環境を手放すのは難しいことかもしれない。しかし、心の中だけで考える「持たない」ことの感覚はどうだろうか?

  1. まず、今の生活の中で大切にしている物や環境を思い浮かべてみて。

  2. そして、それらが突然無くなったらどう感じるかを想像してみて。

例えば、大きな災害や突然の出来事。そうした状況で、物が無くなっても僕たちは生きている。「本当に大切なものは何か?」を考える良い機会だ。僕自身、音楽が大好きでたくさんのCDを持っているが、それがなくなっても生きていける。実は、すべてのCDを心から欲しくて手に入れたわけではないんだ。時には、仕事のストレスを紛らわせるための衝動買いもした。

車についても、本当に欲しいから持っているのか、それとも世間の一般常識に煽られて持っているのか。時には、物や環境に振り回されることも。

     *   *

僕たちの日常には、多くの物や情報、人々との関係がある。その中で、持っているものや求められているものが僕たちを縛ること、ストレスを感じさせることがあるのも事実。時には、その重さを背負い続けることで心が疲れてしまうこともある。

だからと言って「今すぐに持ってるものを手放せ」と言われたら嫌なものだ。「手放さなければならない」と思うと逆にストレスになる。

でも想像してみよう。もし突然、大地震がきたら? 津波がきたら? 戦争が起きたら? 火事になったら? 全て失う。でも命はある。僕たちはまだ「生きている」。命があることに感謝だ。

命の価値や存在そのものの素晴らしさを、日常の中で忘れがち。改めて感じることが大切だ。

物や環境に振り回されることなく「本当に大切なものは何か?」を見つめることで、心が軽くなり、生きることの喜びを再認識することができるのではないか。僕たちが本当に感謝すべきことは、持っている物よりも「この命」そのものだ。


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