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【読書感想文(2)】「火車」を読んで

おはこんばんにちは。あらかきえみです。

「火車(かしゃ)」宮部 みゆき

宮部みゆきさんの名前はさすがに知っていましたが、
小説は読んだことがありませんでした。

かなり簡単に物語を説明すると、
失踪した女性を探してほしいと依頼された
休職中の刑事が調査を始めると、
その女性が違う人物になりすましていたことが判明し…。

現代では有り得ないような設定のミステリー小説ですが、
読んでいたら有り得なくないのかもと思えてきました。

登場人物も多く、混乱するかと思いましたが、
それぞれの人物のストーリーが繊細で、
読みやすかったです。
(途中、失踪した女性か、なりすました女性か
分からなくなる部分もありましたが…)

住宅ローンやカードローンについて、知らなかったことも多く、
勉強になることが多かったです。
作中にもありましたが、
一人ひとりがもっとお金やローンについて学ぶ必要があると思いました。
学校の授業などでもっと丁寧に教えていたら、
この本のような悲劇を生み出すこともなかったのかな。と感じました。

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それでは、文庫本初心者の私が、独断と偏見でおすすめ度を表したいと思います。
★★★☆☆

初心者の私には少し難しかったのかもしれません。
あと、ページ数の多さにハードルが高く感じました。
でも、情景や登場人物の心情など丁寧に描かれていたので
読みにくくはありませんでした。
その後のストーリーも少し気になりました。

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